光州市内のある児童養育施設の内外で、性犯罪や暴行事件が相次いで発生し、自治体が調査に乗り出した。同市東区が16日に発表したところによると、先月中旬、同区芝山洞の児童養育施設で、中学2-3年の男子生徒4人が、小学生をハンガー用の鉄棒で殴打した。暴行の事実を知った近くの小学校教諭が警察に届け出、中学生4人は別の養育施設に移された。
一方、今月13日午後0時10分ごろ、この養育施設で働く女性従業員の夫A容疑者(55)が、中学2年のBさんに性的暴行を加えようとし、強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕された。A容疑者は、娘の友人のBさんが自宅に遊びに来て、一緒に食事した後、娘が外出した隙にBさんに性的暴行を加えようとし、失敗したという。Bさんは2次被害が懸念されるとの理由で、ほかの地域の施設に移された。東区によると、A容疑者の妻は夫が逮捕されたことを逆恨みし、Bさんの制服や教科書を破くなどの乱暴を働き、その後養育施設をやめたとのことだ。