奈良県水道局は15日、国の許可や保管報告の記録がない放射性物質「酢酸ウラニル」の粉末が、御所(ごせ)浄水場(御所市戸毛)で小型容器に入った状態で見つかった、と発表した。
同局が今年3〜9月に計15回実施した検査では水道水から放射性物質は検出されておらず、「水道水への影響はまったくない」としている。放射線量は容器から5センチの距離で1年間浴びても、線量限度を下回る程度という。
同局によると、職員が今月4日、水道水の検査のため毎日出入りする細菌試験室で、流し台下にあった段ボール箱から25グラム入りプラスチック容器を見つけた。ふたは開封済みで、黄色い粉末が3分の1ほど残っていたという。