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'11/10/16

丸久がグループの4割改装へ


 スーパーの丸久(防府市)は、山口、広島県などで老朽店舗の集中的な改装に乗り出す方針を明らかにした。5年間で計約50億円を投じ、グループ全店の約4割に当たる32店を改装。ディスカウント店など競合店の相次ぐ進出を受け、店舗の魅力を高める。

 同社は、来年3月に吸収合併する子会社サンマート(同)も含め山口、広島、島根、福岡県にアルクやマルキュウなど食品スーパー計82店を展開している。うち32店を、来期から2017年2月期までに改装する。

 改装する店舗は築10年余りが多く、既存の建物を活用した築30年近い店もある。老朽化に加え売り場が狭いため、売り場を広げて品ぞろえを増やし、バックヤードの設備も改良。従業員の作業環境も改善する。

 売り場が500〜千平方メートルのマルキュウなど小型スーパー4店は、1500〜2千平方メートルで生鮮品を充実させたアルクへ転換する。新店の出店は年2店程度を維持する。




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