堕ち玩ワールド!スピンオフ『魔弾の射手』
みなさま、お久しぶりです?
それにしても暑いですな・・・脳みそが溶けてしまいそう。
こうとろけそうな暑さの中で創作すると、
脳内妄想があり得ない方向に暴走してしまいます・・・。
さて今回は、ツイッターなどでもお世話になっている堕ち玩のわぶき様の許可を得て、
堕ち玩サイト内および同人作品のクロスオーバーかつスピンオフな作品を書かせていただきました。
ご存知の方なら頷きながら、そうでない方にも愉しんでいただけるかと思います。
それではどうぞー。
「・・・であるから、我々は今こそ無能な女性どもからこの世界を取り戻さなくてはならないのです!」
とある街の駅前広場で初老の男が車の上から演説をしている。その周りには多くの聴衆がいるが、その演説内容からかすべて男性であった。数百人いるにもかかわらず、その全てが男性であった。
この国の政治家である男の主張は、男尊女卑の差別感情丸出しのものであった。それでもこの男を支持するものが多いのには理由があった。
ブラスターエンジェルを初めとするヒロインのオルガニアン化が確認されているだけでなく、先日S.R.P-対超科学犯罪特別機動隊-の主力メンバーが作戦中に音信不通になるなど、女性中心だった防衛体制に疑問の声が上がっているからだ。
この政治家の主張はその中でも極端なものであったが、それでも支持を集めてしまっていた。それはここに集った他の政治家だけではない。そしてその男たちの台頭を快く思わない者も多かった。
◆◆◆
「はぁ・・・。ずいぶんと勝手なこと言ってくれてますね、お姉さま。」
「そうね、アキ。でも私たちを止めることは出来ないわ。マザ-ファルス様の使徒である私たちに敵うものなんて・・・」
「そうですね、マァラ様♪」
その広場から少し離れたビルの屋上に、その二人の影はあった。
マァラと呼ばれたその人物は、かつてブラスターエンジェルとしてこの世界を守ってきた、久留間葉月その人であった。オルガニアンとなってからは、マァラと名を変えて猫宮咲・冴姉妹の失踪にも関わっているとされている。アキと呼ばれたのはサポート役だった少女で、彼女もまたオルガニアンとして活動していた。
ふと、マァラが視線を上げる。離れたビルの上には、いつの間にか他の人影があった。
「・・・」
「・・・」
その人影は言葉を発することなくマァラたちの方を見つめている。その姿はマァラたちと遜色ないほど異様なものだった。
「データ参照・・・」
「確認。オルガニアン・マァラとシスターアキを視認。」
抑揚の無い声、お互いに視線を交わすことなく会話する二つの影。否、それは会話と呼べるものではない。ただどこかに報告し、確認しているに過ぎないのだろう。
それは、アイズと呼ばれるようになった謎の存在。突如現れた謎の構造物からやって来る、画一的で無個性な集団。
「001よりアイへ、指示をお願いします。」
「024よりアイへ、指示をお願いします。」
広場をはさんでやや離れた位置にあるビルの上。睨み合う二組を警戒しながら見つめる三人組の姿。その姿は、赤青黄色のタイツにヘルメット姿の少女たち。ライブエンジェルと呼ばれている少女たちだ。
「にしてもサー、なんデあんなの警護しなきゃカナー。」
と黄色い格好の少女が愚痴る。それを青い姿の少女がたしなめる。
「仕方ないでしょう、ジョウ。あれでも一応この国の政治家なんだから。勇、あっちはどう?」
勇と呼ばれた赤いスーツを纏った少女は、視線を外すことなく答える。
「今のところ動きはないみたい。恵、アレを出したのは連中では無いということ?」
彼女たち、そして他の組織が此処に集った理由。それは、かの政治家宛に出された一通の脅迫状。それを受け、秘密裏に警護をせざるを得なかったのだ。
「何にせよ、すぐ動けるようにはしておかないとね。」
勇は恵とジョーを見て軽く頷く。二人もまた同様に頷き、周囲の警戒に戻った。
(これは目立つチャンス!華麗に登場して私の恐ろしさを思い知らせてやるわ!)
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それにしても暑いですな・・・脳みそが溶けてしまいそう。
こうとろけそうな暑さの中で創作すると、
脳内妄想があり得ない方向に暴走してしまいます・・・。
さて今回は、ツイッターなどでもお世話になっている堕ち玩のわぶき様の許可を得て、
堕ち玩サイト内および同人作品のクロスオーバーかつスピンオフな作品を書かせていただきました。
ご存知の方なら頷きながら、そうでない方にも愉しんでいただけるかと思います。
それではどうぞー。
「・・・であるから、我々は今こそ無能な女性どもからこの世界を取り戻さなくてはならないのです!」
とある街の駅前広場で初老の男が車の上から演説をしている。その周りには多くの聴衆がいるが、その演説内容からかすべて男性であった。数百人いるにもかかわらず、その全てが男性であった。
この国の政治家である男の主張は、男尊女卑の差別感情丸出しのものであった。それでもこの男を支持するものが多いのには理由があった。
ブラスターエンジェルを初めとするヒロインのオルガニアン化が確認されているだけでなく、先日S.R.P-対超科学犯罪特別機動隊-の主力メンバーが作戦中に音信不通になるなど、女性中心だった防衛体制に疑問の声が上がっているからだ。
この政治家の主張はその中でも極端なものであったが、それでも支持を集めてしまっていた。それはここに集った他の政治家だけではない。そしてその男たちの台頭を快く思わない者も多かった。
◆◆◆
「はぁ・・・。ずいぶんと勝手なこと言ってくれてますね、お姉さま。」
「そうね、アキ。でも私たちを止めることは出来ないわ。マザ-ファルス様の使徒である私たちに敵うものなんて・・・」
「そうですね、マァラ様♪」
その広場から少し離れたビルの屋上に、その二人の影はあった。
マァラと呼ばれたその人物は、かつてブラスターエンジェルとしてこの世界を守ってきた、久留間葉月その人であった。オルガニアンとなってからは、マァラと名を変えて猫宮咲・冴姉妹の失踪にも関わっているとされている。アキと呼ばれたのはサポート役だった少女で、彼女もまたオルガニアンとして活動していた。
ふと、マァラが視線を上げる。離れたビルの上には、いつの間にか他の人影があった。
「・・・」
「・・・」
その人影は言葉を発することなくマァラたちの方を見つめている。その姿はマァラたちと遜色ないほど異様なものだった。
「データ参照・・・」
「確認。オルガニアン・マァラとシスターアキを視認。」
抑揚の無い声、お互いに視線を交わすことなく会話する二つの影。否、それは会話と呼べるものではない。ただどこかに報告し、確認しているに過ぎないのだろう。
それは、アイズと呼ばれるようになった謎の存在。突如現れた謎の構造物からやって来る、画一的で無個性な集団。
「001よりアイへ、指示をお願いします。」
「024よりアイへ、指示をお願いします。」
広場をはさんでやや離れた位置にあるビルの上。睨み合う二組を警戒しながら見つめる三人組の姿。その姿は、赤青黄色のタイツにヘルメット姿の少女たち。ライブエンジェルと呼ばれている少女たちだ。
「にしてもサー、なんデあんなの警護しなきゃカナー。」
と黄色い格好の少女が愚痴る。それを青い姿の少女がたしなめる。
「仕方ないでしょう、ジョウ。あれでも一応この国の政治家なんだから。勇、あっちはどう?」
勇と呼ばれた赤いスーツを纏った少女は、視線を外すことなく答える。
「今のところ動きはないみたい。恵、アレを出したのは連中では無いということ?」
彼女たち、そして他の組織が此処に集った理由。それは、かの政治家宛に出された一通の脅迫状。それを受け、秘密裏に警護をせざるを得なかったのだ。
「何にせよ、すぐ動けるようにはしておかないとね。」
勇は恵とジョーを見て軽く頷く。二人もまた同様に頷き、周囲の警戒に戻った。
(これは目立つチャンス!華麗に登場して私の恐ろしさを思い知らせてやるわ!)