少女たちの聖戦 第7話 【夏空踊る奏鳴曲】
みなさま、少女たちの聖戦第7話更新です。
前回ラストで蟲に寄生された蛍。
彼女に待ち受ける運命は・・・。
などと書いてみても、どうなるかは・・・
おそらく皆様の予想通り。
多少詰込み気味ですが、
いろんな要素に加えフラグも入れておきました。
それではどうぞ。
鬱陶しい梅雨は過ぎ去り、季節は本格的な夏を迎えようとしていた。各敵組織が幹部を投入してきた一大攻勢を退けた少女たちは、気分も晴れやかに夏の到来を喜んでいた。それは間近に迫る夏休みへの期待と、この季節が持つ独特な開放感が少女たちを浮かれさせていた。
そんな心の隙を突くように、妖魔たちの集団『紅の亡霊』が暗躍を始める。目的の障害となっている巫女たちを排除するため、硬軟織り交ぜた策謀を巡らせる。少女たちの戦いは、新たな局面と危機によって彩られることになる・・・。
コードダークⅡ ~少女たちの聖戦~
第7話 【夏空踊る奏鳴曲】
キーンコーン・・・
「じゃ、今日はこれで終わり。みんな、夏休みが近いけど気を引き締めてね?」
担任ルイーダ先生の言葉に、クラスの空気は和む。先生が教室を出て行くと、あちこちで夏休みの話題が溢れる。
「ねぇねぇ、雫さんは夏休みどうするの?」
机の中の荷物を片付けているクラスメイトに声をかけてみる。
「あ、ひかりさん。私は家に戻って、実家の手伝いをすることになるかと・・・。」
雫さんの家の話はあまり聞いたことがない。
「雫さんの家って、神社だよね?ここから近いの?」
「ええ。そんなに遠くはないですけど・・・。」
雫さんの表情に戸惑いが浮かぶ。
「雫さんの巫女姿、カッコいいもんねぇ。・・・でね、相談なんだけど。みんなで海水浴とか行かないかな?」
本題を切り出す。2,3日前から計画を立て、今日になってみんなに聞いて回っていた。
「それは構いませんけど・・・。どこに行くんです?あまり遠いところはちょっと・・・。」
「うん。それは大丈夫。この学園の北に小さな海水浴場があるでしょ?」
了承を得て、計画を明かす。この秘密のお話をしている感じが、何となく楽しかったりする。
「あの近くに祖父母がやってた小さな民宿があるんだけど、去年で閉めちゃったから貸切できるんだ・・・。」
そう言って雫さんの顔を見ると、驚きと戸惑いが混じったような表情をしていた。
「雫さん?どうしたの?」
我に戻ったように、ぼそぼそと雫さんが呟く。
「私の家、その近くなの・・・。」
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前回ラストで蟲に寄生された蛍。
彼女に待ち受ける運命は・・・。
などと書いてみても、どうなるかは・・・
おそらく皆様の予想通り。
多少詰込み気味ですが、
いろんな要素に加えフラグも入れておきました。
それではどうぞ。
鬱陶しい梅雨は過ぎ去り、季節は本格的な夏を迎えようとしていた。各敵組織が幹部を投入してきた一大攻勢を退けた少女たちは、気分も晴れやかに夏の到来を喜んでいた。それは間近に迫る夏休みへの期待と、この季節が持つ独特な開放感が少女たちを浮かれさせていた。
そんな心の隙を突くように、妖魔たちの集団『紅の亡霊』が暗躍を始める。目的の障害となっている巫女たちを排除するため、硬軟織り交ぜた策謀を巡らせる。少女たちの戦いは、新たな局面と危機によって彩られることになる・・・。
コードダークⅡ ~少女たちの聖戦~
第7話 【夏空踊る奏鳴曲】
キーンコーン・・・
「じゃ、今日はこれで終わり。みんな、夏休みが近いけど気を引き締めてね?」
担任ルイーダ先生の言葉に、クラスの空気は和む。先生が教室を出て行くと、あちこちで夏休みの話題が溢れる。
「ねぇねぇ、雫さんは夏休みどうするの?」
机の中の荷物を片付けているクラスメイトに声をかけてみる。
「あ、ひかりさん。私は家に戻って、実家の手伝いをすることになるかと・・・。」
雫さんの家の話はあまり聞いたことがない。
「雫さんの家って、神社だよね?ここから近いの?」
「ええ。そんなに遠くはないですけど・・・。」
雫さんの表情に戸惑いが浮かぶ。
「雫さんの巫女姿、カッコいいもんねぇ。・・・でね、相談なんだけど。みんなで海水浴とか行かないかな?」
本題を切り出す。2,3日前から計画を立て、今日になってみんなに聞いて回っていた。
「それは構いませんけど・・・。どこに行くんです?あまり遠いところはちょっと・・・。」
「うん。それは大丈夫。この学園の北に小さな海水浴場があるでしょ?」
了承を得て、計画を明かす。この秘密のお話をしている感じが、何となく楽しかったりする。
「あの近くに祖父母がやってた小さな民宿があるんだけど、去年で閉めちゃったから貸切できるんだ・・・。」
そう言って雫さんの顔を見ると、驚きと戸惑いが混じったような表情をしていた。
「雫さん?どうしたの?」
我に戻ったように、ぼそぼそと雫さんが呟く。
「私の家、その近くなの・・・。」