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'11/10/16

帆を広げ海王丸が優美な姿<動画あり>



 帆船フェスタひろしま2011(中国新聞社など主催)が15日、広島市南区の広島港宇品外貿埠頭(ふとう)と、隣接の宇品波止場公園で始まった。寄港中の世界最大級の帆船海王丸(2556トン)に白い帆が張られ、海の貴婦人と呼ばれる美しい姿が大勢の来場者を魅了した。

 海王丸は航海訓練所(横浜市)の練習船。実習中の学生が高さ約50メートルの4本のマストに登り、36枚の帆を張る訓練を公開した。広島県府中町の府中小3年宮本優輝君(9)は「この船に乗って外国に行ってみたい」と目を輝かせていた。

 最終日の16日は午前9〜11時、午後1〜3時に海王丸の船内見学会(無料)がある。海王丸は18日朝に長崎港に向け出港予定。停泊中は日没から午後10時まで船体をライトアップする。

 動画はこちら

【写真説明】帆船フェスタの来場者に帆を張った姿を披露した海王丸(撮影・荒木肇)




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