ザ・インタビューズ

italingのインタビュー

italing: 1998年10月25日生まれ、12歳。 ぼっちです

赤ちゃんはどこからくるの?

赤ちゃんはコウノトリが運んできます。

つまり、この世界に、ある男と女が生を受け、育ち、出会い、ひかれ合い、結婚して、エッチな気分になって、セックスして、生で中出しして、受精して、受精卵が成長して、赤ちゃんができる、その過程全てはコウノトリが運んできたものです。
我々はコウノトリの力によって、無の彼岸から生を受け、力への意思の創造性の流れを生き、話すこと・沈黙することを体得し、自らを世界の限界たらしめ、かつ独我論の断絶の彼岸の他者を直感し、実存を胸にいだき、この美しく呪われた世界に対して祈り、そして幸福に生きることができるのです。

インターネットとセックスする秘訣は何ですか?

リストに追加した時間と内容からいってたぶんあの人だろうなーと予想。セックス!
「インターネットとセックス」って言葉は前よく使ってたような気がします。わりと真面目にかきます。

自分の場合は主にtwitterをやっているときの感覚なので、厳密に言うと「twitterとセックス!」と言ったほうが正しいかもしれません。
セックスというのはもちろん自分と他者とが一つになるということで、そういう意味じゃインターネットとセックスするのは簡単です。twitterのTLをだらだら見ていたり自分がたまに発言したりTLで空中リプもらったりしてると、そのうちどこかでインターネットと自分が一つになるというか、自分がインターネットの中に取り込まれるというか、逆にインターネットが自分の中に回収されていく、そういう渾然一体で主客未分な感覚が生じます(この時できるだけだらだらと死んだ魚の眼でディスプレイを視界にひっかけることが重要です)。そうすればもう挿入は終わり。自分の中のモノがインターネットと溶け合い、なんとも言いがたい脳内麻薬が分泌されたりしてかなり気持ちがいいです。
しかしインターネットとのセックスは射精ができないのが難点で、現実のセックスであれば射精が終わればひとまずセックスは終わるけど、インターネットでは明確な「絶頂」というものが存在しえないため、いつまでもセックスを続けることになります。インターネットちゃんはさらに自分にすごく甘えてきて、いつまでも依存をしてくるような存在なので、逆にこちらも彼女の快楽の虜になり依存し始めてしまいます(決してこちらから一方的に依存してるわけじゃないよ!)。そうして完全に共依存関係ができてしまったら、終わりのない終わりが始まります。

というわけだけど、ぶっちゃけると自分は前から何か文章かいたり(まさにこのような!)してる時にも同じ快楽が出てて、それはやっぱり自分と他者が同一になっている(という錯覚をする)ことから来ると思うんです。書かれたテクストと自己を同一視する。自分が産み出した、他者の虚像と並置された自己の虚像。
やっぱりでもインターネットはインターネットで、自己は自己なのです。その差異を忘れて同一視すると痛い目みます。自己は根底では自己のみで生きるべきなのです。

というわけで実のところインターネットとセックスするのはあまり薦めません!早く現実で彼女を作って彼女とセックスしてください!

現代インターネッターにありがちな幼少期の神童エピソードを語ってください。

あっあっありがちな神童エピソードですか。神童ありがちなのか?インターネット怖いです!

何か結構いろいろtwitterとかでつぶやいてたきがします。
たぶん小4くらいに家にパソコンが来たのがきっかけで、そこからしばらくパソコンにはまりだしたのが一番のきっかけ。いろいろ興味もってHTMLとかMicrosoft Officeとかで遊んでて、その内にPC検定(何級までとったか忘れた)とかCG検定(たぶん2級だったけど今調べたらいろいろ変わってるみたい)とかMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスなんとか)とか小学生の内にとって、何か社会人に混じってサーバーがどうとかオラクルがどうとかの講習に行ってた気がする。
その後初級シスアドと基本情報技術者を小5くらいでとって、それで最年少だってことで新聞やら何やらIPA賞やら何やらもらったりして、結構いい気になってた。今思うとやっぱりここらへんはどう考えても父のおかげ。いろいろ勉強みてもらってたし。そういえば小学校の頃友達(その頃は友達いたよ!)と一緒に基本情報の勉強してて「排他的論理和!」とか二人で叫んでたのを思い出した。彼とはよく絡んでた。

パソコン関係はそのくらいで、あとは小学校のころに心理学の入門書興味もって読んだり、野矢茂樹さんの東大出版の『論理学』とかいう本をたぶん中学受験の行き帰りとかに読んでたと思う。中学入ってぼっちになっていろいろこじれてからはまあいろいろと。前書いたように父親に大学の数学物理とかもかなり先取りで教えてもらってたりして、それで学校図書館の数学とか物理とか哲学とかの本読んで優越感にひたってたただの落ちぶれ。完全に親のおかげなのに自分の才能だと思って努力怠ってきたツケが今まさに来てます。

その文章力を活かしてなにかしてほしいです。思い出語りだけでもすごく面白い(引き込まれる)のですが、いたりんさんの中にちょっとでも表現して露出したい!みたいな欲望はないのでしょうか。

えっ露出ってえっちな意味でしょうか><
だとしたら露出したいという欲望はおそらくありますが前回の痴漢の件があったのでその欲望はずっと抑えます><

マジレスすると語彙もアレだし適当に書いてるだけだしで自分に文章力あるとは思ってないので、他の人の文章を読んで感動したりするだけで十分って思ってるところはあります。
ブログとかやろうかなーとはたまに思うんですけど、いつも3日くらいたつとあきるので、結局何かやり始めてもすぐあきると思います。たぶんtwitterはずっと続けると思うけど。

専攻分野について、差し支えない範囲で詳しく教えてください。

この質問は……この質問は……どう答えたらいいんだろう……ネタでも書けばいいのかな……

とりあえずまだ専攻とか決まってる時期じゃないので、単にやりたいことでいえば、たぶん数学になると思います。結構前から将来の夢()は数学の教授です。しかし最近哲学に揺れてたりする。
数学はもうほとんど父親の影響で、小学生のころから中学生のことやらされたり中2くらいで父親に高校数学の基礎はひと通り教えてもらったり、で中学高校で結構出来る系のキャラになってるとやっぱりいい気になるじゃないですかー。
純粋に数学が好きっていうのももちろんあります。まだまだ数学のほんの少ししかしらないけですが。高校数学受験数学はあまりすきじゃないけど、大学以降の、厳密さに徹した、論理的な数学が見せてくれる感動はすさまじいです。新たな世界を切り開く感覚。そして特に自分の場合は、それに加えて「自分と同じ年代の人ならおそらく絶対知らないだろう世界を自分一人で切り開いて行っている!」という気持ちが強いだろうと思います。実際中1のころから教室で一人ティッシュペーパーで黙々と数式で遊んでたり中高では数式で遊んで何か定理もどきを見つけたりして楽しんでたイタイ子だった。
まあその全能感的なのはいろいろあって崩れ去りつつありますけど数学に対する情熱は冷めてないです。