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2・3号機取水口 横ばい傾向

10月12日 23時3分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水に含まれる放射性物質の調査で、2号機と3号機の取水口付近の濃度は、ともに11日までの4日間、ほぼ同じ水準で、横ばいの傾向が続いています。

福島第一原発周辺では、4月と5月に高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。このうち、11日、2号機の取水口付近では、海水1cc当たり▽セシウム134が、国の基準の6.3倍の0.38ベクレル、▽セシウム137が4.9倍の0.44ベクレル、3号機の取水口付近では、▽セシウム134が国の基準の18倍の1.1ベクレル、▽セシウム137が16倍の1.4ベクレル検出されました。2号機と3号機の取水口付近とも海水の濃度は、11日までの4日間、ほぼ同じ水準で、横ばいの傾向が続いています。また、沿岸と沖合の12か所で行われた海水の調査では、放射性物質は検出されませんでした。