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第一条第4項はto不定詞「前置詞to+動詞の原形」ではなく、単なる「前置詞to+名詞」ですが。
to不定詞と考えるとおかしな事になるのは以下の法則を当てはめてみればすぐに判る。
中学2年定期テスト必勝アドバイス 学研教育出版
http://www.insatell.co.jp/CN/teiki_test0302/2nen/eigo_komoku/todoushi.html
<基本中の基本>
不定詞の用法は,文中での働きによって,副詞的用法(~するために,~して),名詞的用法(~すること),
形容詞的用法(~するための,~すべき)の3つ。
2.名詞的用法の不定詞=名詞のような働きをして,文の主語や動詞の目的語になる。
(例)I like to play tennis. ←不定詞が目的語
(私はテニスをすることが好きです。)
To play tennis is fun. ←不定詞が主語
(テニスをすることは楽しい。)
To conduct their operations in accordance with the laws and customs of war.
に当てはめて、to+動詞の原形の名詞的用法としてto conductを考えると「行うこと」になり主語になる。
http://ejje.weblio.jp/content/conduct
conductを動詞として無理やり訳すと、
「その行うことは戦争の法規慣例に従って動く」といった変な文になる。具体的に何を行うことについて
書かれているのか判らない。しかし、conductを名詞の「行為」と考えれば、
「その行為に対して戦争の法規慣例に従って動く」
と、すんなり訳せる。文章を分解してみると、
To conduct their(その行為に対して:主語)+operations in accordance(従って動く:述語)
+with the laws and customs of war.(戦争の法規慣例に:目的語)
さらに主語を品詞に分けるとこうなる。
To(に対して:前置詞)+conduct(行為:名詞)+their(その:代名詞)=主語で、単純に言えば「何が」
に該当する部分。したがってconductは動詞ではない。
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