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【サッカー】ハーフナー2発 甲府は15位浮上2011年10月16日 紙面から ◇J1第29節(第1日) 甲府4−0C大阪圧巻の走りが決め手だった。日本代表での活躍で勢いに乗る甲府FWハーフナー・マイクが2得点を奪取。チームを約4カ月ぶりの降格圏脱出へと導く、大きな白星を運び込んだ。 「あんな走って決めたのは小学生以来。(マークが)ひとりで、前に誰もいなかったので、行ったら、誰もついてこなかった」 ハーフナーが笑顔で振り返ったのは、2−0で迎えた後半18分。自陣でパスを受けると、すぐに相手DF茂庭を抜き去り、ゴールへ一直線。規格外のストライドで、約60メートルをドリブルで独走し、最後は冷静に左足でネットに突き刺してみせた。 前半28分にも、DF2人に厳しくマークされながら、左からのクロスを伸ばした右足で決めた。タジキスタン戦で奪った代表初ゴールを含む2得点が「自信になった」と力強く話した。 これで今季のリーグ戦ゴール数を「16」に伸ばし、名古屋FWケネディを抜き、J1得点ランク単独トップ。ただ、「得点は誰が決めてもうれしいもの。得点王は考えてない」と素っ気なかった。一躍注目を集め、フランス1部のバランシエンヌなどが今オフでの獲得に関心を寄せているが、「海外はレベルアップのため、いずれは挑戦したいが、それはオフの話」と、今は移籍話を封印した。 勝ち点2差だった浦和が敗れたため、甲府は15位に浮上。「残り5試合、こうしてまとまって戦えば残留も見えてくる」。得点王や海外移籍より、才能を開花させてくれた甲府のJ1残留を最優先に考えている。 (相原俊之) PR情報
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