2011 10 15
〜世界が泣いた1枚の写真 そこから生まれた奇跡〜

3月11日…東日本大震災が発生。
その凄惨な被害の様子は、様々なメディアを通じて世界中に伝えられた。

そんな中、世界中で大きな反響を呼んだ1枚の写真がある。
その写真に写っているのは・・・親友をなくし、涙に暮れている1人の少女。
そして、その親友とは、ある1匹の犬だった。

両親が離婚し、引っ込み思案で友達も少なかった伊藤茜さん。
犬のメイは、唯一の友達だった。
帰りが遅くなってもずっと待っていてくれる、かけがえのない存在だった。

しかし、東日本大震災が発生。
幸い家屋は無事だったものの、ライフラインはストップ。
茜さんは、急場をしのぐために水や食料を求めて、買い物へ出かけようとした

ところが、普段はおとなしく待っているはずのメイが、異常なほどに吠えたてる。
メイを振り払って買い物に出かけた茜さん。
ところが…

買い物から帰ろうとすると、なんと、津波が家を襲っていた。

その後、帰宅許可がおり、自宅に向かった茜さん。
しかし、家は跡形もなくなり…当然、メイの姿もなかった…。

唯一の親友と生き別れた絶望で、ただ力なく座り込む茜さん…
この時に撮られたのが、冒頭の写真だった。

それでも茜さんは、ビラを作り、メイを探すことに。
目撃情報があった場所をいくつも訪ねたが、メイを見つけることはできなかった。

そんなある日…1人の女性から電話が!
その場所へ行ってみた茜さん。
そして、そこで彼女が目にしたものは…一匹の犬

茜さんの家から遠く離れた場所で保護された。
実は茜さんの住む町の家屋は遥か遠くまで流されていたのです。

そしてその犬は決してその場を離れようとはしなかった。
まるで誰かを待ち続けている様子だった。

そうその犬こそ…メイだったのです。
あの時と同じようにずっと待ち続けていたのです。

 

こうして、茜さんとメイは奇跡の再会を果したのです。