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No25405 の記事


■25405 / )  Re[7]: ベアト=朱志香説を軸にして
□投稿者/ Townmemory -(2009/05/21(Thu) 08:12:26)
     みなさん、こんにちは。

     この一連の書き込みは「朱志香=ベアトリーチェ」説でなんでもかんでも説明しよう、という趣向でお送りしておりましたが、今回は朱志香説とは全然関係ない話をします。

     ルール関係と、駒の動きについてです。
     なので、朱志香説に興味のない方でも、お楽しみいただけると思います。

     ちなみに、「朱志香説でなんでも説明しようシリーズ」の中にも、べつだん朱志香が犯人じゃなくても成り立つような推理がふんだんに使われております。
     参考にしていただいて、気に入ったところは採用していただけると、嬉しいです。

     ↓これを開くと、頭から順に読めます。
     http://rena07.com/Cgi/umi_cbbs/umicbbs.cgi?mode=all&namber=13032&space=0&type=0&no=0#25121

     一応、直接リンクと目次も貼りましょうか。

    「朱志香=ベアトリーチェ」説・総論 no25121
     サソリのお守りが効いた理由 no25147
     ep4は親チームのドッキリではないか? no25151
     家具の正体と黄金郷の正体 no25209
     魔女が鏡に弱い理由 no25222
     留弗夫「俺は殺される」と「07151129」 no25229
     天草=ゴルゴダ=ゴルゴ13 no25280
     プレイヤーの勝利条件は大魔女「作者」を否定することだ no25344


         *


     さて。駒の動きを解析しようと思ったのですが、その前に、「第9の晩」に何が起こってるのかという話をしなければなりません。
     そうです、13人なり14人が殺されて、5人ないしは4人が生き残り、時計が12時をまわったとき、何が起こってるのか。どうして戦人は行方不明なのか。

     それを知るためには、縁寿たちの世界、1998年から見た事件がどうとらえられているのかを知らねばなりません。

     1986年の六軒島で何が起こったのか。縁寿たちは
    「まったくわからない」
     と言ってます。
     2つ発見されたボトルメール、そこに書かれたどっちの事件が起こったのかもわからない。
     でも、普通に考えたらそんなわけないんですよ。現場検証するでしょう。私たちが4回ぶん見た事件は、毎回、死因や死体状況が違うし、死体の置いてある場所もちがいます。たとえ屋敷が燃えて焼け落ちたとしても、頭を刺されたのか胸を刺されたのか、礼拝堂で発見されたのか倉庫で発見されたのか。そういうことから何かは類推できるはずですよ。

     それができないってことは、
    「死体が屋敷のどこに倒れていたのかすらわからない」
     という状態になってたっていうことです。
     ということは、
     少し現実的じゃないような気もしますが、
    「屋敷ごと吹っ飛んでこなごなになり、あとかたも残らない状態になった」
     という条件を、どうしても、設定せざるをえない。

     ありていにいえば、爆弾です。
     それも、超強力なものでなければならない。

     第8の晩までの儀式が完了し、碑文の謎が解けない状態で、12時をまわると、爆発するようになっている。
     生き残った人間も、それで自動的に全滅する。死体の破片が発見されれば死亡扱いとなり、発見されなければ行方不明扱いとなる。

     この推論のポイントは、
    「爆弾が時限式だとすれば、儀式の途中で犯人が死亡してもかまわない」
     というところにあって、ますます推理をむずかしくしてしまいます。参りましたね。


     ところで、ちょっと話がズレます。
     ep3で、絵羽が碑文の謎を解き、みごと島から生還しますね。
     ep4で語られたことによると、絵羽は九羽鳥庵で発見されたそうです。

     ep3の描写を信じるならば、碑文の謎を解くと、秘密の入り口が見つかって、地下道が続いており、その先の行き着くところに黄金がある。その場所ってまずまちがいなく九羽鳥庵でしょう。そうじゃなかったらわりとビックリです。

     つまり、ep3において、絵羽は秘密の地下通路から九羽鳥庵に行く方法を知っていた。そこに避難したので、大爆発から逃れることができた。これによって彼女は生還した。
     こう考えると、無理がない。


       *

     さて、ここからが駒の話です。

    「南条」という駒の話からはじめましょう。
     ep3のTIPSに、「彼はあと一歩で生還できていた」なんてことが、書いてあります。
     どうしてだろう。どうしてep3だけ?
     南条において、ep3と、それ以外の違いって何だろう。

     それはたぶん、ep3だけ、南条は第9の晩まで生き延びているからです。

     ep4で語られたことを思い出しましょう。
     南条は、九羽鳥庵の存在を知っています。そこにいた人間のベアトリーチェの主治医だった(と推測される)わけですからね。
     ということは、地下通路の存在とその通り方を知っていた可能性がある。

     ということはつまり。
     南条を、儀式の最後のほうまで生かしておくと、彼が生還してしまう可能性があるのです。
     たぶん、第9の晩までに生きていると、ベアトリーチェとしては、危ない。
     彼が生還すると、そこで起こったことを喋ってしまうかもしれない。
     喋ってしまわれたら、六軒島は「シュレディンガーの猫箱」ではなくなってしまう。無限の可能性が並列する空間じゃなくなってしまう。つまり、魔法が否定されてしまいます。
     いや、生還するのは彼だけじゃなく、それ以外の生存者を誘導してしまうかもしれない。

     さあ、これで、駒の動きがひとつ、見えてきたんじゃないでしょうか。

     仮にこんな感じに考えておきましょう。

    「南条」は、第9の晩までに誰にも殺害されなかった場合、生還する。
    (よって、ベアトリーチェは、第8の晩までにこの駒を必ず取らねばならない)

     ちなみに、私が提唱している「朱志香=ベアトリーチェ」説で考えると、もう一個の要素「ep3で朱志香は失明していた」がひっじょーにクサいのですが、それはとりあえず、置いておくことにします。


     ひとまずここまで。
    (でもまだ続きます)
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