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Re[7]: ベアト=朱志香説を軸にして
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□投稿者/ Townmemory -(2009/05/21(Thu) 10:12:29)
![](/contents/069/836/364.mime4) | みなさん、こんにちは。
駒の動きについての推理の第二弾です。 前回は「南条」について検討しました。
ちなみにこの書き込みは、「朱志香説でなんでも説明しようシリーズ」の延長上にありますが、べつに朱志香がどうとか関係なく成立します。
↓シリーズはここから、順に読めます。 http://rena07.com/Cgi/umi_cbbs/umicbbs.cgi?mode=all&namber=13032&space=0&type=0&no=0#25121
「朱志香=ベアトリーチェ」説・総論 no25121 サソリのお守りが効いた理由 no25147 ep4は親チームのドッキリではないか? no25151 家具の正体と黄金郷の正体 no25209 魔女が鏡に弱い理由 no25222 留弗夫「俺は殺される」と「07151129」 no25229 天草=ゴルゴダ=ゴルゴ13 no25280 プレイヤーの勝利条件は大魔女「作者」を否定することだ no25344
駒の動きその1・南条(大爆発説) no25405
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さて、駒の動きを今回も見ていきましょう。
と、その前に。 駒には、強さ弱さがありますよね。飛車は歩よりも明らかに強い、とか。 それって、ぼんやり見てるだけでも、なんとなくわかる気がしません?
だいたいこんな感じじゃないでしょうか。
「銃を持った親世代>親世代>右代宮チルドレン>使用人」
源次はもっと強そうだとか、真里亞は特殊ゴマっぽいとか、そういう感じもありますが、とりあえず大まかにこうだと考えておきます。違ってるなと思ったらあとで訂正することにしましょう。
さて、明らかな駒といえば、まずこれ。
「戦人」は、必ず第9の晩まで生き残る。 (ベアトリーチェは、この駒を第9の晩まで絶対に取らない)
これは良いでしょう。とくに皆さん、異論はないんじゃないかと思います。
でも、次のはちょっと、えーって言われるかもしれない。
「真里亞」は、ベアトリーチェの指示には必ず従う。 (よって、この駒を取らない方がベアトリーチェに有利である)
真里亞の動き方は、あやしすぎます。 ep1とep2で、どこからともなくフワッと出現するベアトリーチェの手紙とか。あれって、真里亞がいる場所で出現する場合がやっぱり多いように思うんです。 自然に考えれば、ベアトリーチェの指示で、取り出しているってことになるんじゃないでしょうか。
ベアトリーチェにとって、そんな有利な駒、序盤でとってしまったら惜しいじゃないですか。 真里亞は、4エピソード中の実に3回、オーラスまで生き延びています。
生き延びなかったのは、ep3だけ。 序盤も序盤、「寄り添う2人」で殺されてしまいます。
ベアトリーチェはep3で、特別な指し方をしたのでしょうか。 もし特別な指し方をしたのだとしたら、「真里亞」を序盤で取ってしまった傍証になります。
ラムダデルタは、ep3の指し方を見て、めちゃめちゃ怒ってました。 「チャラい打ち方してんじゃないわよ」「あんた、勝つ気あんの?」みたいなことを言ってなかったでしょうか。 つまり、ep3というのは、一歩間違えたら負けてしまうような、ぬるーい打ち方だったんじゃないでしょうか。
それを検討してみましょう。 第一の晩に、ベアトリーチェが取った駒は、嘉音、紗音、源次、熊沢、郷田、金蔵。 金蔵以外は、みごとに全部、使用人の駒です。
最初に挙げた仮説にしたがえば、駒の強さ順は、 「銃を持った親世代>親世代>右代宮チルドレン>使用人」 ですから、まあーなんと、みごとに、弱い駒ばかりを取って、強い駒を戦人に残してあげています。 その結果、「銃」の駒が、戦人に4つも渡るという、戦人有利の展開になりました。いってみれば、飛車が成って、角も成って、と金が2個成ったというくらいの展開でしょう。 その次に取ったのが、楼座と、そして真里亞だったのです。 かなりの序盤で、自分に有利になる駒を、ベアトリーチェは自分で盤から取り除いているんだといえないでしょうか。そのことによって、戦人にハンデを与えているといえるのでは? そう考えると、なんとなく無矛盾なので、あくまで仮として、
「真里亞」は、ベアトリーチェの指示には必ず従う。 (よって、この駒を取らない方がベアトリーチェに有利である)
これをOKとしておきましょう。 あとできちんと検討して、間違ってるようだったら、訂正することにしましょう。
さて、もうひとつ。 ep1で、いきなり明らかになった駒がありました。
「嘉音」は、紗音が先に死亡すると、ベアトリーチェを攻撃する。 (よってベアトリーチェは、紗音と同時か、紗音より先にこの駒を取らねばならない)
これが判明したのは大きいですよね。 そして、このルールは、確実といっていい。だって嘉音本人が言ってるんですからね。自分はこのルールで動くって。 じっさい、紗音が嘉音より先に死んだのって、4回中1回、ep1だけです。それ以降、一回もない。 そして、その1回のep1も、ベアトリーチェはイレギュラーによってしかたなく紗音を取ったようなふしがあります。 本来は、強い「夏妃」を取るつもりだったのだけど、思い直してやめて、弱い「紗音」を取ることにした。 そう、この展開こそが、ベルンカステルのいう「ベアトリーチェは常に最善手を打つわけじゃない。遊びがある」なんだと思うのですが、これはあとで詳しくやります。
さて、ここでよろしいか。皆さん。 ほんとうに、ベアトリーチェはいつも嘉音を先に取っているのかどうか、確かめてみたんですよ。 そしたら、すごく面白いことがわかったんです。
それは、ep2です。 鍵が選んだ最初の6人の生け贄は、蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江。
残されたメンバーは、楼座、真里亞、戦人、譲治、紗音、朱志香、嘉音、源次、南条、熊沢、郷田。
残されたメンバーの中で、「寄り添う2人」に該当するコンビは「譲治&紗音」と「朱志香&嘉音」と「楼座&真里亞」。 真里亞をこの時点で取るのは惜しいので「楼座&真里亞」は除外しましょう。 おっと、「紗音」を先に取ったら「嘉音」が裏切ってしまう。
ということは、あっ! ベアトリーチェは、「寄り添う2人」で、「朱志香&嘉音」を取る以外の手は取れないのです!
実際、ep2の「寄り添う2人」の被害者は、「朱志香&嘉音」なんです。
ということはですよ。 今、仮に判明している、たったこれだけのルールでも。
「鍵の選びし6人」が判明した時点で、そのあと、誰が、どの順番で殺されるのか、だいたいわかるということではありますまいか!
これはすごいぞ。
他の駒の動きもわかってくれば、もっと予測が立つようになるでしょう。
予測が立てば、対策が取れるんじゃないだろうか。 対策がとれなくても、次の被害者をマークすることで、新たな事実がわかりはしないだろうか。 そして、駒の動きが完全に判明したとき、ひょっとして、自然に、犯人があぶりだされてはこないだろうか。
これって既出ですか? すでに検討されていますか? このアプローチから真相に至れませんか?
さあ、次回は、「銃」の駒について考えたいと思います。つづく。
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