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No27800 の記事


■27800 / )  戦人不在説、まとめてみた★(暴論注意!(笑))
□投稿者/ 葉月みんと -(2009/06/29(Mon) 00:26:21)
http://minto777.hp.infoseek.co.jp/index.html
    2009/06/29(Mon) 00:28:51 編集(葉月みんと)

    【戦人不在説についてまとめてみた☆】

    『「うみねこのく頃に」は1986年10月4日〜5日に六軒島に行かなかった戦人が
    後から残された証拠を元にあの日島に起こった事件の真相を推理している過程の物語である。
    各EPで殺され方、怪しい人物が違うのは戦人のその時の推理変わって来ているからである』



    ・メタ世界って何?
    生き残った戦人が「六軒島の真相」を探している過程の脳内会議ではないかと考えられる。
    各EPはその度々で戦人が至った推理、彼はEP4の縁寿のように証拠を探しながら
    推理をしているため、考え方も変わり各EPの展開も変わって来ている。
    この説ならばメタ世界の戦人があたりまえのように前回EPの記憶を引き継ぐ理由も理解できる。

    ・各EPは?
    ボトルメールなど、見つけた物証を元に戦人が構築した「六軒島の真相」の推理の結果を物語風に見せたもの。
    実際には戦人は1986年10月4日〜5日の六軒島には行っていないが、
    ボトルメール等からあの日起こったことを推測しているうちに、
    惨劇の最中や親族達との会話の中に”自分”を登場人物の一人として登場させるようになってしまったと考える。
    (※物語を読んでるうちに「あー、自分が居たらこうするのにな…」などと脳内で二次製作してしまうような状態)

    ・EP4の最後で赤で、「島にいる戦人を殺す」って宣言されてるんですけど?
    問題ない。
    ”島”が六軒島ではない、という暴言を吐くこともできるが、
    そもそも戦人が死んだのが「1986年10月6日」だと宣言されていない。
    戦人は1986年10月6日以降に縁寿のように島を訪れ、そこで死亡したと考えられる。

    ・赤字について
    私は現時点で「惨劇の赤字=主にボトルメール」と考えています。

    そもそも赤字ってなんでしょうか?
    この物語の中で唯一確実に真実を語っているもので、
    しかしそれすらも「赤は真実のみを語る」というベアトの言葉の前提で成り立つもの。
    ベアトリーチェを信じられなければ赤もどこまで幻想が入っているかわからない、ただの文字の羅列と同じです。

    こう考えた時一つの仮説が思い浮かびました。
    「惨劇の赤字=主にボトルメールに書かれていた内容」
    あの長い物語の全てがノート1枚〜2枚のボトルメールに書かれていたとは考えにくいです。
    ボトルメールに書かれていた内容こそが赤字なんじゃないでしょうか?

    そして戦人はボトルメールの作者である”ベアトリーチェ”を信じた。
    彼女がボトルメール真実を書いて送ってくれたと戦人が信じたからこそ、赤が赤足りえるのではないでしょうか?


    ・序列についての不信点。
    今までも何度か討議されていますが、現在の席順から推測された序列には一つおかしな点があります。
    それは「戦人の妹であるはずの縁寿に序列がないこと」です。
    他のキャラの序列から推測すれば縁寿の序列は戦人の一つ下、つまり序列9位のはずです。
    しかし実際の序列9位だと推測されているのは真里亞。
    その次の夏妃はしっかりと本編の中で序列10位と明言されているので、
    縁寿には12位までの序列の中に含まれていないということになってしまいます。


    <実際に本編中で推測された序列>
    ※( )部分ははっきりと「序列○位」と明記されず席から推測した序列。

    (1位金蔵)、2位蔵臼、3位絵羽、4位留弗夫、5位楼座、6位朱志香、
    (7位譲治)、(8位戦人)、(9位真里亞)、10位夏妃、(11位秀吉)(12位霧江)
    ?位縁寿、

    また、EP1の漫画版では昼食のシーンで戦人を除いた全ての親族の序列が明記されています。
    このことから私は以下の仮説を立てます。

    「序列がないのは縁寿ではなく、戦人である。
    戦人は6年前に家を出た際序列から抹消されその後戻ってきていない。
    そのため戦人自身に序列はないが、彼は各EPを創造する時
    当日空席で(縁寿が風邪で来ていなかったため)以前自分が座っていた席に
    自分の存在を書き加えてしまったため序列8位のように見せかけられている」




    ・下位戦人が二種類いる。
    EP4までのEPで私達が”下位戦人”と認識している人物は実は2種類いるのではないかと考えています。
    なぜなら、シーンによって「明らかにメタ戦人と感情、思考を共有していると思われる下位戦人」
    「メタ戦人とは別人だと考えられる下位戦人」が存在すると考えられるからです。

    以下、「明らかにメタ戦人と感情、思考を共有していると思われる下位戦人」=下位戦人@
    「メタ戦人とは別人だと考えられる下位戦人」=下位戦人Aとします。

    下位戦人@はEP2で嘉音の無実を証明したり、
    上位世界でベアトリーチェに「魔女を信じないなら親族を疑え!」と言われ、
    耐え切れなくなり下位世界で泣き出してしまったシーン、
    またEP3のラストで絵羽が一連の事件の犯人だと気付いたシーン等に登場する下位戦人のことです。

    これ以外のシーンでも下位戦人とメタ戦人が感情、思考を共有しているように見える
    シーンはいくつもあり下位、メタの戦人はあたかもまったくの同一人物のように見えてしまいます。

    しかし、上記の事例に反して明らかにメタ戦人が下位戦人の行動に干渉できていないシーンが存在します。
    それがEP3の第二の晩の直前です。

    「くそ、待てよ楼座叔母さん…!! 楼座叔母さんと真里亞が……、第二の晩の犠牲者なのか!?
    くそくそくそ、誰か気づけよ、呼び止めろ!!居間の親父たちや俺たちは何をしてるんだ!!」
    (EP3第二の晩前)戦人の台詞より。


    このように第二の晩直前のシーンでメタ戦人は必死に出て行こうとする楼座達を引き止めろ!と叫びますが、
    その声はどこにも届かず結局2人は第二の晩の生贄になってしまいます。
    この下位戦人が、下位戦人@ならばメタ戦人の感情を共有し、胸騒ぎを感じるぐらい
    してもよさそうなものですが、この時のメタ戦人の叫びはこの下位戦人になんの影響も与えることができません。

    つまりこのシーンの下位戦人こそがメタ戦人が一切干渉できないもう一人の戦人、下位戦人Aです。


    ・2人の下位戦人の正体。
    では、この2人の下位戦人は一体誰なのでしょうか?
    私は現在の所以下のように考えています。

    下位戦人@:
    メタ戦人と感情、思考を共有する下位戦人@は「下位戦人@=メタ戦人」、
    つまりあの日島に行かず生き残り”六軒島の真実”を推理している戦人だと考えています。
    となると当然下位戦人@は本当は島にいません。
    彼の出てくるシーンは推理中に戦人が「自分が居たなら嘉音君の無実を主張できるのに…(EP2、二の晩)」や、
    「あの日自分も島に行き親族達と再会出来ていたならこんな会話ができただろう…」と
    思い”書き加えて”しまったものだと考えます。

    6年ぶりだというのに直ぐに親族や従弟達と打ち解けられた戦人。
    6年間まったくあったこともないということは
    きっと右代宮家の親族は明日無の法事などにもまったく顔を出していないと思われます。
    それなのにまったく親族達に対する負の感情を抱かず、
    むしろ惨劇中には積極的に「犯人であるわけない」と庇うような言動を見せた戦人。
    どこか妙だとは思いませんか?

    戦人がそんな逆恨みをしない人格者だったという考えはもちろん否定できませんが、
    すでにその親族達が全滅していたのならば彼があえて故人である親族達を悪く言わないことも納得できます。
    (ちょっとこれはこじつけっぽいですが…)

    「「下位戦人@=あの日島にいかず生き残った右代宮戦人。(=メタ戦人)」


    下位戦人A:
    メタ戦人がまったく干渉できないもう一人の戦人。
    私は彼こそがあの日本当に六軒島に居た”右代宮戦人”だと考えています。

    …ちょっと混乱させてしまう書き方ですが、
    もちろんこれはあの日島に私達が認識している”右代宮戦人”が居た、というわけではありません。
    誰か別人が”右代宮戦人”をあの日島で名乗っていた、という意味です。
    さらにこれは本当にあの日島に「戦人です」と他の親族に名乗っていた人物がいたというわけではなく、
    赤字上で”右代宮戦人”を名乗っていた人物が居るという意味になります。
    (※紗代に関する赤字が、紗音として書かれているようなものになります)

    少ないとは言えEP3のラスト付近で絵羽を見張った時等、
    ”右代宮戦人”の存在が宣言されている赤字が存在しています。
    このことからも少なくとも”右代宮戦人”を名乗る人物があの日島に存在していたと私は考えています。

    ここで「赤字について」の項目をもう一度思い出して欲しいのですが、
    私は「惨劇の赤字=主にボトルメール」と考えています。
    つまり赤字に”右代宮戦人”の存在が書いてあるとはボトルメールに”右代宮戦人”の存在が書いてあったことになります。


    戦人はボトルメールを見た時驚いたはずです。
    なにしろあの日島に居なかったはずの自分の名前がそこに書かれていたのですから。
    …そんな書き加えができるのは1人しかいません。
    そう、つまりボトルメールの作者は自分の行動を”右代宮戦人”の行動としてボトルメールの中に書いていたのです。

    「下位戦人Aの正体=17人目の謎のXであり、ボトルメールの作者”ベアトリーチェ”。」



    「うみねこのく頃に」とは1986年10月4日〜5日に六軒島に行かなかった
    戦人があの日島に居た”ベアトリーチェ”が書き残したボトルメール等を
    元にあの日島に起こった事件の真相を推理している過程の物語である。

    右代宮戦人はボトルメールを通して”ベアトリーチェ”の赤字を受け取り、推理を進めている。
    そして”ベアトリーチェ”は自分が残したボトルメールから
    戦人が六軒島で起こった真実に気付いてくれることを願っている。※」


    ※EP3の戦人が死亡したシーンの地の文より。


    ******

    皆様、こちらではお久しぶりです。葉月みんとです。
    コロシアムで出している「戦人不在説」をまとめてみました。
    …まとめたといいながら、長い+わかりにくい文ですみません;;
    なんとかもう少しわかりやすくまとめたいと考えているので、よくわかりにくい点を指摘して頂けると助かります!

    それでは、長文失礼しましたー!
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