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男子団体、脱“内村頼み”の課題持ち越し 33年ぶりの頂点ならず

産経新聞 10月12日(水)21時18分配信

男子団体、脱“内村頼み”の課題持ち越し 33年ぶりの頂点ならず
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男子団体決勝 あん馬の演技をする内村航平=12日、東京体育館(門井聡撮影)(写真:産経新聞)
 日本男子にとっては幸か不幸か、今大会も“内村の色”が実に濃い。決勝では、内村以外が4種目で日本勢の最高点をつけたが…。予選で個人総合4位と気を吐いた山室はつり輪のスペシャリストで足踏みを続けている印象だ。得意種目で平均点以上の働きはしても、もう一人の柱と頼むには不得手な種目の落差が気に掛かる。

 一方、世界の初舞台を踏んだ21歳、田中佑の好演は望外の戦果か。決勝の鉄棒こそ勢い余って落下したが、経験不足は誰でも通る道。平行棒で15点台をたたき出し、チームの“末脚”を加速させたのは確かだ。ロンドン五輪までの短い残り時間を差し引いても余白の多さを感じさせる。

 右ひざ靱帯(じんたい)の断裂で長く戦列を離れている植松鉱治(コナミ)も有力な万能型。11月の試合復帰が見込まれ、植松が“手駒”に加われば、エース1人が粉骨する必要はなくなる。

 団体戦にとっても個人総合に余力を残せる内村にとっても都合がいい。その場合、この代表で選から漏れるのは2人。内村と負担を分け合う力を備えることが、生き残る唯一の道といえる。(森田景史)

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最終更新:10月12日(水)22時39分

産経新聞

 

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