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高速回転、審判も惑わす=内村、ゆかで念願の金―世界体操

時事通信 10月15日(土)21時15分配信

 王者の高速回転は、審判の目をも惑わした。ゆかの最初の跳躍で、高さのある後方2回宙返り3回ひねりを決めた。最高G難度の大技。だが、審判は2回ひねりと勘違い。会場の電光掲示板にも、演技価値点(Dスコア)は一時6.5点と表示された。すぐにコーチ陣のアピールで録画映像が確認され、本来の6.7点に訂正された。
 ただ、内村は「絶対に6.7になると分かっていた」と平然と言う。技に対する絶対の自信。「(ひねりが)速すぎて見えなかったということなのでうれしい」と、ニヤリと笑った。
 ゆかには特別な思い入れがある。1978年、父の和久さんが高校総体のこの種目で優勝。内村も2005年大会で優勝したが、自分はまだ父親を越えていないという思いがあった。
 あん馬とつり輪にも出場し、予選から実に21種目を消化。さすがの内村も体力は限界の様子だ。あん馬の転向移動技で落下し、つり輪も中盤の力技で珍しくバランスを崩した。
 それでも、初めて種目別用の演技構成を組み、3種目とも予選より難度を上げたことには満足感もある。「エンターテイナーとして、メダルを取るよりも王者の実力をアピールしたかった」と、余裕の表情を見せた。 

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最終更新:10月15日(土)22時51分

時事通信

 

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