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| 公用車に電気自動車を導入 「太陽光充電」システムも | ||
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2010年に「環境宣言」をしている佐賀市は14日、公用車として電気自動車4台を導入した。うち本庁で使用する2台については、太陽光パネルなどの専用充電設備を駐車場に完備した。太陽光充電設備と電気自動車を同時に導入した自治体は、九州で初めて。
導入したのは電気自動車「日産リーフ」。1回の充電にかかる時間は約8時間で、走行可能距離は約160キロ。市民にも電気自動車を身近に感じてもらおうと、本庁舎東側の来庁者用駐車場入り口付近にカーポートを設置した。
太陽光パネルの発電能力は3・4キロワットで、夜間は電力会社から電気を購入するが、昼間は太陽光から発電した電気を充電して使う。停電時は1・5キロワットまで非常用電源として使うことができ、災害時にも活用できる。導入費は発電・受電設備を含め、約1500万円。
本庁舎前であった出発式では、竹下泰彦環境下水道部長が「未来の車社会を市民に紹介したい」とあいさつ。職員運転の電気自動車が滑らかに走り出した。 |
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| 2011年10月14日更新 |