日産自動車は、最新の安全技術としてミリ波レーダーを活用することで2台前のクルマの減速を検知し、早期に運転者に注意を促す安全技術「プレディクティブフォワードコリジョンワーニング(前方衝突予測警報システム...
【高速道路新料金】償還が終わっても有料で---有識者委員会
民主党政権は高速道路施策の抜本的な見直しを進めるために、4月から「高速道路のあり方検討有識者委員会」(座長=寺島実郎日本総合研究所理事長)をスタートさせた。月2回のペースで会合を重ね、この秋にも一定の結論を得たいという当初の目標が迫りつつある。
現状で委員会は何を議論しているのか。10月12日に開催された11回目の会合のテーマの一つは「今後の料金制度のあり方」だった。
委員会のこれまでの議論が、現状の考え方と最も大きく違う点は、建設費の償還が終わった区間の扱いだ。これまでの考え方では、はるか将来のことであっても、これらの道路は無料とするはずだった。しかし、委員会は「料金収入で管理している道路は償還後も利用者に負担を求めるべき」とする。
また、民主党政権は税金で高速道路を整備することによって、無料の高速道路を実現するはずだったが、税金で整備した無料の高速道路であっても「維持管理費等は利用者の負担としていくことも検討すべき」と、委員会の議論は「原則無料化」を明確に否定する方向で進んでいる。
大都市部や縦貫道など幹線となる区間では有料で整備し、地方の端末部など交通量の少ない高速道路は無料の道路として税で整備すべきという方向性を示し、料金は「徐々に低廉なものにしていく必要がある」が、一方で「大幅な割引は避けるべき」と、料金割引に慎重な姿勢を示している。
さらに委員会の議論は、時間帯や曜日による細かい割引をすべきか、一律の料金引き下げをすべきかという細部にも及んでいる。会合は来月も続く予定で、事務局の道路局企画課は「あと1回や2回では終わらない」と話す。
【株価】タイの洪水被害が嫌気される
注目ニュース
トヨタ自動車は、10月16日から20日まで、米国・フロリダ州オーランドで開催される「第18回ITS世界会議」に出展すると発表した。
国土交通省は30日、2010年度の道路交通センサス(全国道路・街路交通情勢調査)の一般交通量調査結果をまとめ、発表した。
東日本大震災をきっかけに、社会実験の半ばで廃止された感のある高速道路無料化だが、その旗は完全に降ろされたわけではないようだ。
特別編集
この記事へのツイート
総合ニュースランキング
- トヨタ FT-86、レースデビューへスタンバイ完了!!10月15日 12時00分
- BMW 3シリーズ 新型登場…スポーツセダンの新基準10月15日 10時00分
- BMW 3シリーズ 新型登場[写真蔵]10月15日 03時30分
- VW ポロ にRライン---欧州仕様10月15日 13時30分
- 【トヨタ カムリ 試乗】期待を越えた上質ハイブリッドセダン10月15日 15時00分
- 【フェラーリ 458スパイダー 日本発表】ルーフはここも見て10月15日 18時15分
- レッドブルF1、標高5600m地点を走破…ヒマラヤ[動画]10月15日 12時30分
- 【Today'sオートガール】やっぱり笑顔が最高…上海モーターショー1110月15日 15時45分
- アウディQ3、中国縦断ツアーに出発10月15日 13時00分
- ルノー ルーテシア S…クルマ離れを阻止したい10月14日 22時00分
- 【フェラーリ 458スパイダー 日本発表】ルーフ開閉写真蔵10月14日 09時50分
- 日産 新世代CVT、効率・性能は「有段ATと同等以上」[動画]10月13日 18時45分