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6億円強奪:被害金一時預かり容疑で男を書類送検

 東京都立川市の警備会社「日月警備保障」立川営業所から現金約6億円が奪われた事件で、警視庁立川署捜査本部は14日、元暴力団幹部の佐久間努被告(37)=銃刀法違反罪で起訴=から現金約1億5400万円を一時的に預かったとして、神奈川県鎌倉市在住の理容業の男(42)を盗品等保管容疑で書類送検した。男は「佐久間被告が指名手配されて被害金と気付いたが、怖くて言えなかった」と容疑を認めているという。

 送検容疑は、6月上旬~7月下旬、強奪された金と知りながら、横浜市内で経営している理髪店に現金の入ったバッグ2個を保管したとしている。

 捜査本部によると、佐久間被告は理髪店の客で、男は「迷惑料」として現金100万円を受け取ったという。捜査本部は、理髪店から現金約1億5400万円を押収している。【内橋寿明、小泉大士】

毎日新聞 2011年10月14日 13時14分

 

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