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東北電女川原発 耐震安全性評価報告書に数値記載ミス
東北電力は14日、国に提出した女川原発(宮城県女川町、石巻市)の耐震安全性評価報告書に数値の記載ミスがあり、添付した補足資料にもデータの誤りがあったと発表した。同社は「安全性の評価内容や結果への影響はない」としている。 記載ミスがあったのは2008年の報告書。原子炉建屋の耐震性などをコンピューター解析して結果をまとめる際、計12カ所に解析時のデータと異なる数値を誤記載した。 この報告書の補足資料として09年に提出した書類にも、参考として記載した女川1号機原子炉建屋の耐震データの算出時に、入力数値を間違うなど8カ所のミスがあった。 ことし8月に判明した関西電力の原発耐震性の解析ミスを受け、国が電力各社に同様のミスがなかったか調査を求めていた。東北電は「確認手順を明確にし、再発防止を図りたい」としている。
2011年10月15日土曜日
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