【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は13日、訪米中の
米軍普天間飛行場移転問題などで日米関係が停滞するなか、韓国を米政権のアジア政策の新たな基軸に位置づける方針を打ち出したといえる。
韓国政府の発表によると、両首脳は米韓同盟について、韓国にとっては「安保の第一の軸」、米国にとっては「太平洋地域の安保のための礎」と確認した。「太平洋の安保の礎」は日米同盟によく使われる表現で、韓国により大きな役割を求める米国の立場を示している。李氏は12日には韓国大統領として初めて国防総省に招かれ、パネッタ国防長官らから状況説明を受けた。