2011/10/01

旧芝離宮恩賜庭園の彼岸花

彼岸花
池

 浜松町駅前にある旧芝離宮恩賜庭園へ行って、彼岸花を見てきました。「曼珠沙華(manjusaka:サンスクリット語だそうで)」は読めても書けませんので「彼岸花」です。

 東京にある公園の多くがそうであるように、ここも徳川幕府による富の蓄積が一つの形として残っているところです。それが明治維新により華族の持ち物になり、宮内省が公園にし、現在は東京都立公園です。

 名古屋市郊外にある両親の墓参りにも、滅多に行かない不肖の息子ですが、自分がその親の年齢に追いつき、追い越しそうな今、こうして彼岸花を見ては両親の魂が安らかならん事を祈るという、些か安易なやり方をしております。

 私も新しい職場に着任して2週間、何をやっている部署なのか、少しずつ見えてきたところです。システム開発会社内に、アラウンド還暦となる私に勤まる部署などあるのかどうか不安でしたが、今度の部署は定年後再雇用の大先輩までおられ、その点は安心しています。システム関係で自分が最年長じゃない部署なんて、何年ぶりのことやら。。。。。。。。いや、数えてみたら何年じゃなく十数年ぶりでした(笑)。

レストラン船「ヴァンテアン」  10年近く前、単身赴任前日の事でした。当時小学生だった娘と城南島海浜公園へ行き、一緒に船を見ていた時、娘が「レストランの船に乗りたい」と言いました。いつかきっと叶えてやると約束しましたが、6年後に単身赴任が解けて家に帰ってきた時、娘は既に高校生、父親と喜んでお出掛けする年齢ではありませんでした。それ故、この約束はまだ果たせていません。生きている間にきっと果たしたいと、いまなお思っています。

 写真は旧芝離宮恩賜庭園から程近い竹芝桟橋に停泊するレストラン船「ヴァンテアン」です。現在大学3年生になっている娘ですが、いつか理由を見つけて連れて行きたいものです。

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