気象・地震

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希望新聞:東日本大震災 東京から福島・相馬へビデオレター 児童が児童を激励

マリンバの演奏で「ビリーブ」を合唱する東京都練馬区立開進第四小の子どもたち 
マリンバの演奏で「ビリーブ」を合唱する東京都練馬区立開進第四小の子どもたち 

 東京都練馬区立開進第四小(中村隆校長)の児童が13日、震災後に交流している福島県相馬市立磯部小(江口隆広校長)の児童を励ますビデオレターを撮影した。

 この日は、開進第四小の卒業生で書家の田崎文子さん(38)が開いた「星と森の仲間たち 朗読とコンサート」があり、マリンバ奏者で東京音大教授の菅原淳さんらの伴奏で「ビリーブ」を歌った。

 磯部小では児童11人が亡くなり、津波で家や家族を失った子も多い。震災直後に同校の児童が新聞紙で千羽鶴を折っているという毎日新聞の記事を読んだ田崎さんが、中村校長に相談。児童が中心となり6月に手紙や折り鶴、千代紙などを贈った。磯部小からは贈られた千代紙を張った図工作品の写真や、お礼の手紙が届くなど交流が続いている。

 合唱映像と、「福島をずっと忘れず応援しています」という応援メッセージを収録したDVDを来週にも送る。【木村葉子】

毎日新聞 2011年10月14日 東京朝刊

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