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2011年10月14日(金) 19:23 |
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遺体付着のビニール片は電話帳の袋
おととし、坂出市出身の女子大学生の遺体が広島県の山の中から見つかった事件で、捜査本部は14日、遺体に付着していたビニール片が、16年ほど前に製造されたNTTの電話帳配布用の袋の一部だったと発表しました。
袋は、1995年ごろに1年間だけ広島県内のポリ袋製造会社で作られ、中国地方の広い範囲に数十万枚が配布されたと見られています。 捜査本部では、インクの成分などから遺体に付着していたものと同じだと断定しました。 この事件はおととし11月、浜田市の島根県立大学1年で坂出市出身の平岡都さん(当時19歳)の遺体の一部が、広島県北広島町の山の中から相次いで見つかったものです。 袋の流通範囲は広いものの、作る時期でインクの成分などが違い配布する範囲も変わるということで、捜査本部では流通経路の特定を急ぐとともに、袋についての情報提供を呼びかけています。
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