欧州の携帯電話大手ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが14日発表した2011年7~9月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比40%減の3800万ユーロ(約40億円)となった。スマートフォン(多機能携帯電話)の競争激化などを背景に、売上原価が膨らんだのが響いた。
売上高は1%減の15億8600万ユーロ(約1680億円)。純利益はゼロと、前年同期の4900万ユーロ(約50億円)から落ち込んだ。携帯電話の販売台数は、従来型携帯電話の販売低迷が足を引っ張り、9%減の950万台となった。