NHK兵庫県のニュース　神戸放送局

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市職員 不正受給で分限免職

明石市の職員が、平成１０年からおよそ１２年に渡って、住居手当と通勤手当、３００万円あまりを不正に受け取っていたとして市は１４日付けで民間企業の解雇にあたる分限免職処分にしました。
分限免職になったのは明石市交通部の４６歳の男性職員です。
明石市によりますとこの職員は、平成１０年４月に住まいを変更したしたにもかかわらず故意に住所変更の手続きをとらず、去年１月までのおよそ１２年に渡って住居手当と通勤手当、３００万円あまりを不正に受け取っていたということです。
明石市は、１５日付けでこの職員を停職６か月の懲戒処分にするとともに「悪質な行為なのに反省の色が見えない」などとして民間企業の解雇にあたる分限免職処分にしました。
また、職員の不正受給を去年１月に把握していたにもかかわらずすみやかに報告しなかったとして、上司の交通部長ら３人を訓告処分にしました。
明石市は、全職員を対象に住居手当や通勤手当について改めて調査を行ったということで、「市民の信頼回復に全力で取り組みたい」としています。

10月14日　18時34分

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