NHK愛媛県のニュース　松山放送局

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西予市が国保税の課税ミス

西予市は、国民健康保険税の課税について、８４世帯に対し、課税額をまちがえて徴収していたと発表しました。
それによりますとことし８月、西予市民から「国民健康保険税が高くて納付できない」と相談があったことから西予市で調べたところ、所得の低い人の負担を軽減するための税額を算定する基準となるデータに入力ミスが見つかったということです。
ミスがわかったのは昨年度と今年度の国民健康保険税で、８４世帯の９８件です。
このうち徴収不足が８０件で１２７万７０００円あまり、過大徴収が１８件で６７万３０００円あまりだということです。
西予市によりますと、平成２２年４月に新しい課税システムを導入しましたが、後期高齢者医療保険に加入している人が転居したり死亡したりといった情報を、担当する職員が入力していなかったため、各世帯に対して行われていた課税の軽減措置が反映されない状態となっていたということです。
西予市では、対象の世帯に対して謝罪の文書と正しく算定しなおした納税通知書を送り、今後、誤りのあった税の差額の徴収と還付を進める方針です。
西予市では「今後、このような事務的なミスを起こすことがないよう、システムの運用に万全を期し、信頼回復に取り組みたい」としています。

10月14日　18時16分

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