横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から放射性ストロンチウムが検出された問題で、横浜市は14日、周辺の道路側溝などの堆積物を検査した結果、新たに2カ所で最高で1キログラム当たり129ベクレルのストロンチウムを検出したと発表した。
国は事故のあった東京電力福島第1原発の半径約80キロ圏内でストロンチウムの検査をしているが、約250キロ離れた横浜市の複数の場所で検出され、広く拡散している可能性がある。横浜市は「空間放射線量は低い値なので住民の人体に影響はない」としているが、国に調査範囲の拡大を要望する方針。
市によると、堆積物は市が9月12日に採取し、民間検査機関「同位体研究所」(横浜市)に分析を依頼。その結果、港北区大倉山の道路側溝で1キログラム当たり129ベクレル、同区新横浜の停止中の噴水底部から59ベクレルを検出した。
いずれもストロンチウム89(半減期約50日)とストロンチウム90(同約29年)を合わせたもので、市はストロンチウム90の割合を半分から3分の1程度とみている。〔共同〕
東京電力、横浜市、放射性ストロンチウム
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