【四日市】県警捜査一課と四日市北署は十三日、強姦致傷の疑いで、四日市市西阿倉川、土木作業員藤田正治容疑者(31)=強制わいせつ未遂罪で起訴=を再逮捕した。
逮捕容疑は、昨年九月十五日午後七時ごろ、同市内の路上で、帰宅途中の同市内に住む当時高校三年生の女子生徒(17)の背後から口をふさぎ、「大きな声を出すと殺すぞ」などと言って、雑木林に引きずり込んで乱暴しようとし、両足に全治十五日間のけがを負わせた疑い。女子生徒が抵抗したため未遂に終わったという。「乱暴するつもりで襲った」と容疑を認めている。
同課によると、藤田被告は先月二十二日、強制わいせつ未遂容疑で、緊急逮捕された。平成十九年以降、北勢地方で約三十件の余罪を自供しており、同課は裏付け捜査を進めている。
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