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コンビニ大手4社8月中間決算 女性客取り込み3社が最高益

フジサンケイ ビジネスアイ 10月14日(金)8時15分配信

 コンビニエンスストア大手4社の2011年8月中間連結決算が13日、出そろった。セブン−イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの上位3社が営業利益で過去最高益を更新し、通期も過去最高益を見込む。東日本大震災で社会インフラとしての存在感が増し、それまで利用の少なかった女性や高齢者にまで客層が拡大したことが業績を押し上げた。

 ローソンが13日発表した決算は、営業利益が前年同期比8.0%増の325億円と過去最高で、通期の営業利益も前期比10.7%増の615億円と最高を見込む。中間期の売上高に当たる営業総収入も8.5%増の2400億円。ただ、最終利益は震災による特別損失などを計上したため27.1%減の89億円だった。

 セブン−イレブン、ファミマも大幅な営業増益で、サークルKも販管費の削減などで2桁の営業増益となった。

 コンビニの業績が好調なのは「震災後、女性やシニアの利用客が増えた」(ローソンの新浪剛史社長)ことが大きい。コンビニの来店客の女性比率は3割強にとどまるが、各社とも近年は女性向け商品の開発に力を入れていた。それが震災をきっかけに、ニーズをとらえた格好。各社とも総菜やデザート、弁当などが好調だったという。

 ただ、3社が通期で営業最高益を見込むとはいえ、経営環境には不透明要素もある。下期は欧州の金融不安や円高など「国内外の経済情勢をみると(消費環境は)決して良くなるとはみていない」(ファミマの上田準二社長)。また、上期の好調は昨年10月に増税で値上げしたたばこの売り上げが貢献したのも一因で、10月以降はこれが一巡することから、業績押し上げ効果が薄れる可能性もある。(金谷かおり)

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最終更新:10月14日(金)10時27分

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