山口県下関市と北九州市小倉北区を結ぶ関門海峡フェリー(本社・下関市)は13日、運航を11月末で休止すると発表した。高速道路や関門トンネルとの料金格差を埋められず、利用者数が大幅に減って経営が悪化したためと説明している。
関門海峡フェリーによると、別会社が1971年に航路を開き、76年に引き継いだ。大型車や特殊車両など高速道路や関門トンネルを通行できない車や、地元住民らの生活の足として、下関市彦島と小倉北区日明(ひあがり)の間を13分で結んできた。
ピーク時の90年度は43万台が利用したが、近年は燃料費の高騰に加え、高速道路のETC割引などもあって、昨年度は16万8千台にまで落ち込んだ。リストラなどの経営合理化も図ってきたが、赤字基調が続いていた。