2011年10月01日
/麺一真@秦野にてあっさり塩/コーヒーショップの閉店/相鉄本多劇場/中島家@天王町にてキャベツラーメン/焼とん臓印(ぞうじるし)@上星川にてスーパーハラミ/蒙古タンメン中本町田にて冷し蒙古卵麺/ 先ずは三女が高校の修学旅行でカンボジアに行くのでデジカメが欲しいとのことで買いに行きました。 ちょうど気に入ったタイプと色があったらしく、SDメモリーと共に購入。 自分のデジカメもかなり古いからそろそろ買い換えたいなあ。 |
 今日から月が変わったので中本本支店巡りはリセットされて一から回り直し。 月替わり限定メニューを出すお店が何軒かあるので早めに食べておきたいし。 とあれこれ考えながら昨日店の前を通ったら「体調不良のため夜営業を休みます」と貼り紙があった麺一真@秦野へ行きました。 体調が悪くてずっと昼営業のみなのかと心配したらたまたま風邪を引いてしまって昨日の夜だけ休んだそうでホッと一安心。 店内に入ると8割方お客さんがいて何とか座れましたがすぐに満席外待ちが出来るほど混み合っています。 私以外のお客さんは全て近くの大学の学生で、店主さんと女将さんとの会話から何度もお店に来ていることが伺えます。 注文も「大大(麺大盛り、セットのご飯大盛り)」みたいなオーダーもされていました。 |
 平日のランチタイムにはライスセットと称した味玉などが乗せられたミニドンブリがサービスになりますが、祝休日は+100円になります。 ですから「ラーメン」と「ラーメンセット」というオーダーを学生さんは通していました。 私はラーメン屋さんで滅多にサイドメニューをお願いしません。 (いや、蒙古タンメン中本ではポイント対策で頼むことがありますが。) それは100円とか150円が高いという意味でもなければサイドメニューが美味しくないという意味でもなくて単にラーメンだけを食べたいだけなのです。 ですが一真にくると「はい、どうぞ」と無条件に出されてしまうので食べざるを得ません。 |
 他のお客さんもいるんだからせめてオーダーしてから出してくれたらいいのにとは思います。 今日のライスセットは味付け半熟玉子にネギをマヨネーズで和えたのとキーマカレー、このキーマカレーがかなり美味しかったです。 随分前からメニューは変わっていないので何を食べるか悩みつつも今日は塩味をお願いしました。 お願いしつつも手隙を狙って山形遠征のお土産を店主さんに渡しました。 営業時間もずっと変わらずの水曜と第三日曜日定休です。 念のため卓上をチェックすると箸立てにエコ箸と割り箸は半分々々用意してあることくらいが変わったところかな。 |
 しばらくするとあっさり塩600円が店主さんお気に入りの厚手のドンブリに用意されてきました。 麺は細麺と太麺が選べるので今日は細麺でお願いしました。 この厚手のドンブリに変えた時にちょっとどうかなぁと思ったけど今ではすっかりラーメンに馴染みましたね。 ブクブクと泡立ったスープは一杯ずつ小さい雪平鍋(ゆきひらなべ)で暖めているからで、この一手間がじっくり手間暇掛けてスープを完成させますね。 豚骨出汁と昆布だしのWスープが実に美味しい、このお店はもう少し有名になっても良いとは思います。 細麺の茹で加減も絶妙でスープにぴったりと合っています。 トッピングは小ぶりのチャーシューが二枚、メンマ、水菜、板海苔と刻みネギでどれもしっかりと存在感を現していますね。 ご馳走様でした。 月に一度は食べに来たいのですが営業時間が中々合わないのが残念です。 |
 海老名経由で横浜駅へ。 相鉄線と小田急線の連絡通路辺りが整備されて吉野家、箱根そばなどが新設されたので嫌な予感はしていたのですが。 相鉄線海老名駅構内の中ほどにあったコーヒーショップとは名ばかりの立ち食いそば屋さんが閉店していました。 元はカレーショップでその後立ち食いそば屋さんにリニューアルした後に何度も通ってカレーそばがとても美味しかったです。 コーヒーも扱っていたのですが立ち食いそばを食べ終わってからゆっくりとコーヒーを飲もうと思えば飲めたのですが一度も飲めずじまいでした。 |
 横浜駅に着いて西口からビックカメラの方へ向かって川を渡った所の相鉄本多劇場、映画館なども入ったビルです。 こちらで一年ぶりくらいの大好きなマイナー劇団の9−states、初の横浜公演。 第11回目の今回は「モスキートは聞こえない」とまたまた哲学的なタイトルで、劇の内容もかなり哲学的でした。 スンゴイ面白かったしスンゴイ考えさせられたしスンゴイ楽しかったです。 次回は来年の4月だそうです。 |
 劇が終わってビルを出てどうしようかと考えながら「歩いていけるだろう」と天王町のラーメン屋さんまで歩いていくことにしました。 アイフォーンでルートを調べると15分ほどほぼまっすぐ歩いて大通りに出たら右手を見ると中島家@天王町(横浜市西区)が営業していました。 家系(いえけい)と呼ばれる横浜発祥の豚骨醤油ラーメンですので「どこの店で修行したのか」が非常に大切ですし気になります。 しかしながら調べてみると(本牧家出身の)こうやではないか、程度の情報しかありません。 |
 吉村家を凌ぐと評するされるほどの人気店なのでかなりコアなファンも多いので、店主さんとかなり仲の良いお客さんも多いとは思うのですがなぜ出身が分からないのだろうか。 出身を聞いた人がいないというのは考えにくく、聞いた人が全員ネット音痴ということも考えにくく、ということはネットに書けない理由でもあるのでしょうか。 時間帯の関係でお客さんは誰もいませんでしたが店員さんは私語で暇をつぶしたりせずに黙々と仕込をされたり食器やテーブルを清掃していました。 店内の3/4を占める厨房を二辺で接するカウンターが15席のみでほおずりしたくなるほど綺麗に磨き上げられたテーブルにうっとりしてしまいます。 家系にしては珍しく後会計なので壁に貼り出されたメニューを眺めながらオーダーしました。 ラーメン600円から始まってのり、キャベツ、ネギ、レタス、合わせ野菜、チャーシュー、後はトッピングの組み合わせになります。 |
 せっかくだからキャベツをトッピングしようと思いましたが150円と高くて逡巡しましたが頼みました。 オーダーすると「麺柔らかめとかいかがしますか」と聞かれましたが「普通でいいです」と答えました。 自身でお冷やを汲んでラーメンの出来上がりを待ちます。 |
 7分ほどしてキャベツラーメン750円がカウンター台に置かれましたのでそっとテーブルに降ろします。 ドンブリの真ん中にはこんもりと茹でキャベツが盛り付けられています。 とても美味しそうなのでレンゲを使わずにキャベツをスープに浸して食べてみると程よく柔らかく茹でられていてとても美味しいです。 スープは家系と言われなければ分からないほどあっさりした豚骨ダシにこれまたやさしめの醤油ダレで組み立てられていて、実に美味しいです。 この味わいだと出身のお店を想像するのはとても難しいです。 家系御用達である酒井製麺製の平打ち麺はやや柔らかめに茹で上げてありますがこの柔らかめが実に美味しいですね。 固めで食べ応えがあるチャーシューと茹でほうれん草がたっぷり乗せられていました。 途中々々でドンブリを持ち上げてスープを飲みました。 ご馳走様でした。 もう一度考えてみると横浜駅西口から歩いて15分ということは家系総本山の吉村家から徒歩15分ということです。 それでもこれだけの人気があるのはスゴイですね。 |
 天王町駅まで10分ほど歩いて相鉄線に乗ってさてどうしようかと思いを巡らせました。 せっかく各駅停車に乗るんだから各駅停車で無ければいけないお店に行くかと上星川(かみほしかわ)駅で降りました。 以前はラーメンも出していましたが今は出したり出さなかったりの焼とん臓印(ぞうじるし)@上星川に来てみました。 土曜日の18時過ぎの訪問でしたが先客ゼロで「ひょっとして今夜は何かイベントで貸し切りか」と思いました。 店内に入ると「そちら(右端)でどうぞ」と案内されたのでこれからお客さんが続々と入ってくるんだなと構えました。 先ずは生ビールをお願いして、今夜は上星川で一人お疲れ様会。 |
 スタンダードメニューはオープン時と変わっておらずにその日に出せるメニューはホワイトボードに書かれています。 そんなに多いわけではないので一つ一つ読んでいきましたが「スーパー○○」と書かれた焼きとんが気になります。 店主さんに聞くと「豚の種類が違うんです」と説明がありましたが何が違うのかは忘れてしまいました。 値段は飛び抜けて高いわけではありませんでしたので「どんな味がするのだろう」とワクワクしながらお願いすると「時間が掛かりますけどいいですか」と確認されました。 確認されても「じゃあ、やめます」なんてことを言い出すお客はこの店に来ないだろうから黙って時間を掛けて焼くか「少し時間をいただきます」と断りをいれるのでいいのではないでしょうか。 |
 女将さんから「はい」と紙とボールペンを渡されたのでスーパー焼きとんを二種類にスタンダードメニューから二種類を書いて渡しました。 ビールを飲み終わった辺りで「日本酒をお願いします」と声を掛けます。 日本酒はメニューが無くて自分でクーラーケースに近寄って選ぶか「何がありますか」と会話しながら選ぶしかありません。 「ひやおろしがありますか」と聞き、何種類かありますかと言われたので「東北の蔵元の」とお願いすると無かったので新潟の村佑にしました。 |
 ひやおろしを一口、二口、味わっていると先ずはスーパーハラミ150円がタレで出されました。 すぐに一本を食べてみると柔らかさ、ジューシーさ、甘み、今まで食べたハラミは一体なんだったんだと思うほどの旨さで思わず「このハラミ、凄くうまいですね」と声を掛けてしまいました。 タレなのでそのまま続けて二本目も、この二本を独り占めできる幸せ。 |
 続けてスーパーペテン130円、ペテンとは頭の肉のことですがこの店以外で食べたことがありません。 塩焼きは芯まで火が通っていながらも甘さと美味さが溢れてきそうな味わい、これも旨いなぁ、旨すぎます。 |
 続けてレバーとナンコツが一つのお皿に乗せられて出て来ました。 レバーは他の店とは変わってサイコロ状に切り分けられていて超美味、もう少ししたら生で食べられると思います。 ナンコツは特製のラー油ダレがかかっていてこれまたたまらん、旨いですね。 お酒の2杯目は司牡丹をお願いしましたが、あまりの美味しさにお代わりしてしまいました。 ご馳走様でした。 接客にやや難がありますが私の中では許容範囲なのでたまに食べに来たいです。 |
 相鉄線にとって返して海老名まで熟睡しました。 熟睡するとスッキリしたのでそれじゃあ町田にでも行くかと自宅とは逆方向の電車に乗ります。 蒙古タンメン中本町田@町田市に着いてみると外待ち一人とはまずまずの混み具合ではないでしょうか。 町田店(正式な屋号は『蒙古タンメン中本町田』と『店』が付かないのですが、支店名を指す場合は『町田店』と呼びます)では今月の限定メニューとして冷し蒙古卵麺と冷味タンメンが発売されます。 いずれも本店ではレギュラーメニューで冷し蒙古卵麺は卵麺の冷し版に辛子麻婆を乗せてあり冷味タンメンは塩タンメンに冷味餡を乗せてあります。 そして待望の半冷し味噌スープ(券売機では『冷し味噌スープ』の表記)も発売が開始されました。 |
 これで券売機のボタンは埋まってしまったので新メニューを販売する時にはいずれかのメニューが外れることになりますね。 食券を買って店内待ちしている時は黒木副店長が鍋を振っていたので「限定メニュー1発目は黒木さんか」と楽しみ倍増です。 カウンター席中央辺りに案内されて再び調理場を見ると黒木副店長さんが休憩に入ってしまったのか見当たりません。 代わりにアルバイトの男性店員さんが鍋を振っているじゃないですか、ついに調理を始めたんですね。 その後、私のメニューを出した辺りで黒木副店長さんが戻ってきたのである意味ラッキー、違う意味でアンラッキーでした。 |
 並び始めて15分ほどで先ずは冷し味噌スープ170円が運ばれてきて、続けて冷し蒙古卵麺920円が運ばれてきました。 「冷し」といっても麺が冷水で締められているだけでつけ汁は熱いままです。 「蒙古卵麺」ですから(味噌卵麺の)モヤシ炒めの上に辛子麻婆が掛かっている麺相を想像していたらそうではなくてガッカリしました。 亀戸店や高円寺店、新宿店で食べた時はちゃんと味噌卵麺のモヤシ炒めが見えたのに。 調理を始めたばかりだから仕方ないかと食べてみるとモヤシはかなりクタッとしていてスープに混じってしまっています。 辛さは十分ですが旨さが足りませんしスープも水っぽいですね。 スープに沈められたモヤシや豚バラ肉を少し食べたところで麺を付けて食べました。 途中で冷し味噌スープを飲みましたが今日のは劣化が進んでいていまいちな感じ。 こればっかりは味見してから頼むわけにはいかないので何とも言えないところです。 |
 蒙古卵麺のスープを続けて飲んでいると苦さというか焦げ臭さを感じて「おっ、これは」と目を開けます。 野菜暖めではなくて野菜炒めだから焦げ目も味のウチだと思っていて少し焦げ目があった方が遥かに美味しく感じます。 新宿店の店長調理、吉祥寺店の店長調理、目黒店のスーパーバイト調理、そして(今は)町田店の副店長調理、いずれも絶品です。 調理はセンスだと思っていて調理の修行を長期間されればそれなりの調理が出来るようにはなるけれども、最後の一線を超えるためには努力ではなくセンスが必要だと思います。 今日の調理担当はまだまだ調理の腕は荒削りだけどセンスはあるので後は経験すればいいわけです。 今後が楽しみだなぁ。 調理人に私がアドバイス出来るような機会には恵まれないとは思いますが、もし機会があれば「自分が料理を作ったらお客さんに感想を聞きに行きなさい。どんなにお店が忙しくても」と伝えたいです。 ご馳走様でした。 先月は夫婦喧嘩していましたが今月からは仲直りしましょうか。 |
posted by 管理人 at 00:00|
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日記
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ケンカするほど仲良しなんですよ^^