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原発の住民投票求め署名活動

東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、市民グループが電力消費の多い東京都と大阪市で、原発の稼動の是非を問う住民投票を行うために条例の制定を求める署名活動を始めることになりました。
署名活動を行うのは、市民グループ、「みんなで決めよう『原発』国民投票」です。
東京・千代田区で開かれた記者会見には、グループの事務局長で大阪市への代表請求人となるジャーナリストの今井一さんや、東京都への代表請求人となる俳優の山本太郎さんらが出席し、原発の稼動の是非を問う住民投票を行うための条例の制定を求める署名活動を、ことし１２月から東京都内と大阪市内で行うことを説明しました。グループは、原発を稼働させるかどうかの判断は、国と電力会社、それに原発のある自治体だけに委ねられているのはおかしく、東京都は、東京電力の株の２．６６％を保有していることから、都民にも原発の稼動に関与する責任があると訴えています。
署名は東京都の有権者の５０分の１以上が集まれば、条例案を都議会に提出し、可決されれば住民投票が実施されるということで、必要な署名者数はおよそ２１万５０００人分となります。
グループは、東京や大阪の街頭で署名を募り、１２月中には条例案を提出できる人数分の署名を集めたいとしています。

10月14日　17時47分

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