天使なんかじゃない4
テーマ:ブログみっくんにとって
一番印象に残っているのは
「チャネリング」だったそうです。
「チャネリング」というのは
たぶん「channel」から来ていて
「神様と周波数を合わせて受信する」
という感じでしょうか。
Aさんの身体に
神様が乗り移って
Aさんの意思とは関係なく神様が喋る、という儀式です。
夜中に「チャネリング」中のAさんから
電話がかかって来ることがよくあったそうです。
「チャネリング」中なので、
みっくんにとって電話の相手は
Aさんではなく神様で
神様の言うことをお聞きする電話だったそうです。
電話で、神様はとにかく
Aさんのことを褒めたたえるそうなんです。
Aさんは素晴らしい人で、まさに選ばれた天使のような人で、
みっくんはAさんの言うことをよく聞かなければいけない、と。
当然のことですが
これはAさんの自作自演です。
あまりにも滑稽な話で
私は聞いたときには唖然としました。
だって、自分で電話をかけて
「神様」のフリをして自分を褒めたたえる、って…
並の神経で出来ることではありません。
だけど、みっくんは本当にそれを信じてたんです。
正確には
「チャネリング」の人格は3つあって
「神様」は低い男性のような声で
いろいろなことを啓示する人。
「天使」は、無邪気な声で
Aさんをひたすら褒める人。
それから「悪魔」の人格があって
「悪魔」だと
「みっくんがこういうことを言ったから
Aさんが罰を受けて苦しめられる」
みたいな脅しを言うそうなんです。
みっくんはAさんが自分のせいで苦しめられるのが怖くて
悪魔をすごく恐れていました。
Aさんは女優にでもなった方が
良かったんだと思います。