wangのブログ

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鳥取の「尾崎翠フォーラム」はもともと尾崎翠をうたった映画「尾崎翠を探して」をつくったすたっふが、撮影の際地元に迷惑も掛けたことへの、つじつまあわせにでっちあげたものであった。この連中は、その映画のシナリオを読んで認めてくれなかった『定本尾崎翠全集」の編纂者である作家稲垣真美氏を恨みに思い、理由の無い悪口や愚痴をを「尾崎翠フォーラム」の場でも繰り返して、心ある人々の顰蹙を買っていた。「尾崎翠フォーラム」そのものは、前に共同通信にいて反原発の市民運動のリーダ-ともなったとおとりの地元の土井淑平氏を事務局長に、無名の若い尾崎翠愛好者や研究者に発表舞台を提供してそれなりの役割を果たしてきた。しかし、先般

最初の『尾崎翠全集』のつぶれた出版社であるS社の編集責任者であったTが、全集の初版の出た19709年以来、尾崎翠の遺族に返却しなければならなかった書簡類をすべて隠匿し、それを2005年に売却したのを、さきの「尾崎翠」映画をつくった連中のでたらめ発言に同調して、尾崎翠の遺族とともに法的にも被害者である全集編纂者が売却した十思わせる情報を「尾崎翠フォーラム」のなでリークした。これこそは犯罪行為ではないのか。

ここにいたって「尾崎翠フォーラム」は文学的使命には関係の無い、冤罪でまじめな人々を陥れようとする悪質な運動体に過ぎなかったこともはっきりさせた。


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このほど上海で行われた国際的な文学研究会で、日本の尾崎翠(1996~1971)に関し、北京大学の若い研究者から、特に心理学的に今後洞察を深めるべき興味深い作家であると言う発言があって注目をひいた。中国ではまだ一般に知られていないが、すでに上海の優秀な何人かの日本文学研究者たちが輪読の形で尾崎翠の代表作『第七官界彷徨』や『歩行』の翻訳に取り掛かる準備を進めている。この人たちはもし日本に有能な尾崎翠研究の組織があるならぜひ連携したいと希望している。鳥取に尾崎翠を名乗るフォーラムがると聞いて,連絡を取ろうとしたが、もともとそのフォーラムは、商業的なポルノ映画を生業とする人たちが、尾崎翠作品の名をつけた映画を作ってその宣伝の為に組織したフォーラムに過ぎず、尾崎翠の文学理解とは関わりがないと分かって接触を断念した。その「尾崎翠フォーラム」はその後、尾崎翠を銘打った映画制作者たちの無責任な暴言に同調して、二度にわたり尾崎翠の全集を編纂して一生をこの女性作家の再生にささげた研究者を、全く事実無根の尾崎翠書簡の流出の関係者として名指しするという、暴挙を行ったこともわかった。私たち中国の研究者でさえ、問題の書簡は、最初の全集を刊行した出版社の内部関係者がもとの持ち主に返却せずに温存し、編纂者にはとっくに返したと思わせて、断りなしに、2005年ごろ市場に故買したと、東京情報として聞いている。また、その一部の書簡は、故売と知りながら、地元の図書館に落札されるよう、フォーラムに連動した計らいがあったと、古書市の関係者から聞かされた中国の研究者もいる。私たちは日本の文学研究はもっと純粋に考えを深め、推進されるものとばかり思っていた。とくに尾崎翠はそういう純粋な研究の対象としてふさわしい女性の文学者であると考えます。中国の私たちも、それゆえ新たな研究にににとりかかっているのです。純粋に尾崎翠を愛する日本の研究者の協力を求めます。(王)



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16才で大学を出て、23才でドクターになった北京大学准教授の女性が、今熱心に尾崎翠の心理学的研究に取り組んでいます。まもなく日本に来て、定本尾崎翠全集の編纂者である稲垣真美氏と共同研究を始めることになったそうです。とても期待しています。