鳥取の「尾崎翠フォーラム」はもともと尾崎翠をうたった映画「尾崎翠を探して」をつくったすたっふが、撮影の際地元に迷惑も掛けたことへの、つじつまあわせにでっちあげたものであった。この連中は、その映画のシナリオを読んで認めてくれなかった『定本尾崎翠全集」の編纂者である作家稲垣真美氏を恨みに思い、理由の無い悪口や愚痴をを「尾崎翠フォーラム」の場でも繰り返して、心ある人々の顰蹙を買っていた。「尾崎翠フォーラム」そのものは、前に共同通信にいて反原発の市民運動のリーダ-ともなったとおとりの地元の土井淑平氏を事務局長に、無名の若い尾崎翠愛好者や研究者に発表舞台を提供してそれなりの役割を果たしてきた。しかし、先般
最初の『尾崎翠全集』のつぶれた出版社であるS社の編集責任者であったTが、全集の初版の出た19709年以来、尾崎翠の遺族に返却しなければならなかった書簡類をすべて隠匿し、それを2005年に売却したのを、さきの「尾崎翠」映画をつくった連中のでたらめ発言に同調して、尾崎翠の遺族とともに法的にも被害者である全集編纂者が売却した十思わせる情報を「尾崎翠フォーラム」のなでリークした。これこそは犯罪行為ではないのか。
ここにいたって「尾崎翠フォーラム」は文学的使命には関係の無い、冤罪でまじめな人々を陥れようとする悪質な運動体に過ぎなかったこともはっきりさせた。