文部科学省は14日、東京電力福島第1原発事故を受けて新たに作成した小中学生や高校生向けの放射線の副読本を公表した。放射線の身近さに関する記述に分量を割く一方、原発事故にはほとんど触れず、健康リスクについても1〜2ページ分の記述にとどめた。 副読本は授業用の補助教材で、小中高それぞれに対応した3種類。原発事故については「事故について理解するにはまず放射線の基礎知識が必要」(文科省担当者)として前書きで触れるだけで、放射線の基本的性質や医療などへの応用、日常的な被ばくについて詳しく記載。
2011年10月14日金曜日
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