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【サッカー】マリーゼ 移管先はベガルタ仙台2011年10月14日 紙面から 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は13日、東京都内で理事会を開き、東京電力福島第1原発事故に伴い休部した東京電力女子サッカー部マリーゼの移管先として、J1のベガルタ仙台を承認した。選手の受け入れ先として名乗りを上げていた複数団体の中から東電側が仙台に絞り、すでに両者の間で基本合意に達した。仙台は来季のなでしこチャレンジリーグ(2部)に加わり、なでしこリーグ(1部)昇格を目指す。 本拠地としてきた福島・Jヴィレッジで活動する機会を失ってから7カ月。マリーゼに残っていた選手たちがプレーできる場所が再び、東北の地になることが確実になった。 なでしこリーグの田口禎則専務理事によると、前日の夜遅くに東電側からリーグに連絡があり、「最終的にベガルタ仙台さんと細部の交渉することになった」と伝えられた。これまでに企業やJクラブなど複数の団体が選手移管先として名乗りを上げていたが東電側が仙台に一本化。この日までに両者の間で基本合意に達したことを受け、リーグ理事会が承認。田口専務理事も「諸条件を煮詰める中で大きなトラブルがない限り移管される」との見通しを示した。 東電から報告を受けたリーグによると、仙台に一本化された理由は(1)自宅待機が続く選手が早急に練習する施設が完備されている(2)地域に根差したホームタウン活動のノウハウがある(3)選手の再就職先としてチームスポンサーや自治体に雇用先を用意してもらえる−の3点。ベガルタ仙台は地元企業のスポンサーが多く、熱心なファンが多い地域であることも決め手となった。 マリーゼには現在13選手が所属。3月までに26人がいたがDF鮫島(モンペリエ)ら4人が退社移籍、9人は籍を残したまま他チームに移ったが、残る13人のほか他チームに移った選手も含めた15人程度が新チームに移る意思を表明しているという。来季に向けた活動は年明けの予定。 PR情報
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