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2011年10月13日(木) 19:11 |
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ウナギの幼魚とアユの受精卵が放流
水産資源を守ろうと、高松市では体調30センチほどのウナギの幼魚が、また、倉敷市ではアユの受精卵が放流されました。
体調30センチほどのウナギの幼魚です。 ウナギの養殖業者でつくる香川県東部養鰻漁業協同組合が、地元の幼稚園児と保育園児約20人を招いて、高松市塩江町の香東川にウナギ約800匹を放流しました。 放流は、うなぎが住めるきれいな川を取り戻そうと毎年行われています。 一方、倉敷市玉島の高梁川では、鮎の受精卵が放流されました。 天然鮎の稚魚の減少を食い止めようと、岡山県内水面漁業協同組合連合会が1993年から毎年行っているものです。 樹木の繊維に付けられたふ化直前の鮎の受精卵約2500万粒が筏につるされ、放流されました。 早ければ13日夜にも、受精卵のふ化が始まるということです。 ふ化した鮎が海で成長し、川に戻ってくる割合は0.01%といわれています。 連合会では、少しでも多くの鮎が戻ってきてくれればと期待しています。
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