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【プロ野球】

CS逃したら… 真弓監督解任へ

2011年10月14日 紙面から

戦況を見つめる阪神の真弓監督

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◆阪神10−0横浜

 阪神の南信男球団社長は13日、CS(クライマックスシリーズ)進出を逃した場合、真弓明信監督(58)を解任する方針を固めていることを明かした。同監督にもすでにその方針が伝えられている。阪神はこの日、横浜に勝利し、3位巨人とは3・5ゲーム差の4位。

 真弓監督は今季が昨オフに結び直した2年契約の1年目。そのため、チームがなかなか浮上しない中も坂井オーナー、南球団社長とも口をそろえて続投を「既定路線」と繰り返してきた。テコ入れとしてコーチ陣を入れ替える構想だったが、あまりのチームの低迷ぶりについに断が下された。

 坂井オーナーは「知らない。知らない」と言うにとどまった。ただ11日の巨人戦で優勝の可能性が消滅。12日は巨人に2試合連続サヨナラ負けを喫して、自力でのCS出場の可能性も消滅した。主催試合の入場者数も3年ぶりに年間300万人を割ることが確定するなど、ファンの関心も薄れつつあった。さすがに既定路線では許されない状況になった。

 今季は優勝候補に挙げられながらも、統一球の影響をもろに受け、自慢の打線が低迷。金本が右肩痛で万全でなく、城島は負傷離脱したのも響いた。また、FAで補強した小林宏も満足いく成績を残したとはいえなかった。また、柴田や上本、小宮山ら若手が台頭したとはいえ、一方で采配、起用法で首をかしげたくなるようなシーンも1度や2度ではなかった。

 解任となった場合の後任監督には、和田豊1軍打撃コーチ(49)、前2軍監督で現在は評論家の平田勝男氏(52)、そして外部招聘(しょうへい)で今季限りで日本ハムを退団することが発表されている梨田昌孝監督(58)の名前が挙がっている。

 

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