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【プロ野球】竜に胴上げはさせん 沢村が封じる2011年10月14日 紙面から
14日から本拠地・東京ドームで中日を迎え撃つ巨人は、10勝をマークして新人王最有力候補の沢村拓一投手(23)が先陣を切る。13日、川崎市のジャイアンツ球場で調整した右腕は、「東京ドームでは(胴上げを)させません」と力を込め、宿敵の優勝決定を阻止する決意を表した。 電力問題が球界を揺るがしていた春先、原監督は東京ドームを「われわれのお城」と表現した。その本拠地を相手の歓喜の舞台とすることは屈辱以外の何物でもない。1988年の開場以来、敵将が東京ドームでリーグ優勝を決めて宙を舞ったのは、セ・リーグでは2006年の中日・落合監督だけなのだ。 5年ぶりの危機。ただ、3連戦の初戦で先発が予想される沢村は前回登板(8日・ナゴヤドーム)のプロ初完封を含め、中日戦で19イニング連続無失点を継続中。重圧のかかるマウンドを控えても、表情には余裕が漂う。 「最少失点に抑えないといけない、という気持ちが良い結果につながっているのかもしれない。前回の登板前に『今季一番の投球を』と言ってやっちゃったので、もうないです。今度は今季二番の投球をします」 沢村にとってはレギュラーシーズン最後の先発になる可能性が高い。投球回、奪三振ともにチームトップ。「開幕からローテを守り通しているのも自信になってます」。ルーキーながら内海とともに投手陣の柱となっている右腕は自信満々。再び可能性が出てきた2位奪取を現実のものにするためにも、城に踏み込んでくる竜を返り討ちにする。 (井上学) PR情報
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