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【グラニュース】


玉田、痛っ 15日ガンバ戦出場ピンチ

2011年10月13日 紙面から

名古屋−FC鈴鹿(下)後半、けがから復帰し競り合う玉田(左)=瑞穂陸上競技場で

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 名古屋グランパスはMFブルザノビッチ(26)の2ゴールなどで鈴鹿FC(三重)に6−0と大勝発進した。11月16日の3回戦(瑞穂陸)でJ2北九州と対戦する。磐田はFW荒田智之(26)が全3得点を挙げ福島ユナイテッドFC(福島)を零封した。このほか前回優勝の鹿島、2大会ぶりの制覇を目指すG大阪など、全てJ1勢が勝ち進んだ。

 後半ロスタイム、相手選手と接触した玉田がもんどり打って倒れた。右足首を押さえてしばらく立ち上がれない。治療を終えてピッチへ戻ったものの足を引きずり、最後までゴールへ向かうことはできなかった。

 ブルザノビッチの先制ゴールに始まって、前半を4−0とリードして終えた。後半開始から、2日の清水戦で右足首を痛め、ナビスコ杯2試合を欠場した玉田が登場。3日後にJ1の天王山、G大阪戦を控えて「フィーリングを試させたかった」というストイコビッチ監督と試合前に話をし、満を持しての“テスト登板”のはずだった。

 しかし「(投入後)途中から痛くなった」と玉田。その後は「G大阪戦を意識した」と足を止める場面も目立ち始めた。後半43分には右DF松尾からボールを受けてゴール前に攻め込んだ場面もあったが、切れのある動きは見られなかった。ロスタイムの接触プレーが痛みに拍車を掛けた。

 試合直後は顔をしかめて右足首をアイシングしながらクールダウン。G大阪戦について問われると「頑張るよ」とだけ言い残した。アイシング用のクーラーボックスを持って足早に引き揚げた。

 東海社会人リーグのFC鈴鹿を相手に、ピクシー監督が「どんなサプライズも起こさせない」と臨んだ天皇杯初戦。3選手がプロ初得点を決めるなどして6−0と順当に勝ったものの、最良のテストケースが、リーグ12得点のポイントゲッター・玉田のG大阪戦出場に黄信号がともる結果となった。 (伊東朋子)

 

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