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★右も左も突き抜けろ! 〜旧態依然の枠で争わず新次元での闘争を〜
「排外」「殺せ!コール」から「近代打倒」そして「逆もまた真なり」へ(5)
「直ちに健康に害を及ぼすレベルのものではない」
東日本大震災・福島原発事故の直後、民主党政権(官房長官・枝野幸男=当時=)が放射能汚染について述べたセリフである。
結局、原発事故は事実を隠蔽した民主党政権によってイタズラに被害が拡大した「人災」であった。
微少であれ健康に及ぼす害について触れたのなら良いが、これよりも性質が悪いとされるのが主に保守派など原発推進派の主張だという。
来たる平成23年10月22日(土)に「愛国陣営」による「脱原発デモ行進」を開催する(※下記アドレス参照)市民団体『主権回復を目指す会』代表の西村修平氏は言う。
「原発推進派はこれまで何て言ってたんだ? 原発の運用管理は安全だ、安全だ、と言っていた。その運用管理が破綻して放射能漏れした途端に『放射能を浴びてもどうということはない』『むしろ浴びたほうが健康に良い』『癌が治る』なんて言い出す。
だったらお前ら(原発推進派)が原発の近くに家族もろとも引っ越せって話だよ。お前らが浴びて来りゃ良いんだ。
推進派の奴らが今まで『ラジウム温泉』だとか何とかなんて議論をやってましたか? 安全だと言っていた次には漏れても問題ない…挙げ句、温泉まで持ち出して原発維持のためには一貫性無く主張をコロコロと変える…一種のカルト宗教ですよ、こんなものは!」
ブログ『西村修平が語る日本イズム』より 「【告知】脱原発!愛国デモ行進」
http://nipponism.net/wordpress/?p=5550
脱原発と言えば左翼のイメージが強い。実際に脱原発デモを取材してきた方々によると、ごく一部を除いて極左過激派などの勢力が入り込んでいる形跡はないとしているが、デモ主催者や運営スタッフには政治的思想にはまったく関わりの無さそうな者を立ててはいても、裏ではきっちり極左翼勢力が糸を引いているというのが一般的な見方ではないか。
この22日に開催されるのは愛国陣営が主体となった脱原発デモ行進。
この企画には新右翼『一水会』の元代表で、昨年、西村氏とも映画『ザ・コーヴ』上映の是非をめぐって激しく衝突した鈴木邦男も呼びかけ人として名を連ねている。
インターネット上の情報ではこの辺りの背景は伝わり難いが、当の西村氏は語る。
「1+1は2。原発という重大なエネルギー問題の前に他の問題は一切関係ない。
確かに(鈴木氏らとは)ザ・コーヴの問題や南京大虐殺の虚構、強制連行問題の虚構では意見の違いはあるが、この問題はこの問題としてきっちりやっていく。一切の妥協はないし、今度のデモ(22日)も左翼の連中が『共闘しましょう』みたいなことを言ってきてるけどね、原発以外の問題は一切持ち込んじゃいけないよ、ということは言っています」
ちなみに西村氏の元には、かのフジテレビ抗議デモの際に「デモを取り仕切ってもらえませんか?」とする打診があったようだが、西村氏はキッパリ断ったと言う。原発問題には関係ないが、この辺りの背景についても付記しておく。
「僕はね、フジテレビが韓流ドラマばかりを放送しているから気に食わない、韓国のドラマだから気に食わないとして視聴者が怒ってテレビ局に抗議することはまったく構わないと思うし大いにやれば良いと思う。
ただ、韓流ドラマというのは昔の日本のホームドラマを模倣したものだけど、単なる作品として見れば大人から子供まで家族が揃って鑑賞することの出来るドラマなんですよ。
翻って最近の日本のテレビドラマはどうですか? 未成年のバイオレンス映画まがいのドラマだとか大人のドロドロした相克だとか、こんな劣悪なドラマを大人から子供まで家族で揃って鑑賞出来ますか? 出来やしない。
だから韓流を叩くのは一向に構わないけど、日本のテレビ局として良質なドラマ・番組をつくれとする観点からテレビ局を叩かないのは欺瞞だね」
★徹底した「原発推進」「脱原発」を!
一方、愛国陣営で原発を推進しているのは例えば「行動する保守」運動で言うなら『原発の火を消させない国民会議』まで発足させた『在特会』(桜井誠会長)と『排害社』(金友隆幸代表)などの「行動する保守運動連合チーム」。
この在特・排害連合は左翼勢力の反原発デモに対して「反左翼」「エネルギー確保」「核武装推進」の立場から全国各地で原発推進派としてのカウンター攻撃を展開。
広島に原爆が投下された8月6日には広島県にて核武装推進のデモ行進を行なってもいる。この核武装推進という立場から『維新政党・新風』も原発維持・推進の方向にあるようだ。
在特・排害連合はこと原発においては、かつて在日朝鮮人問題や中国人問題で共闘した主権回復を目指す会とは真っ向から対立的な立場をとっている。
ブログ『排害主義者宣言』より 「原発の火を消させないデモを貫徹!」
http://haigai.exblog.jp/13413004/
「電力会社を脅して、ゆすって原発利権を得て来たのは左翼」「普段から保守だの核武装とも訴えていたはずの人々までもが、左翼の尻馬に乗って『脱原発こそが愛国』などと世迷い事」「原発イヤ…だけど恩恵だけは享受したい、そんな馬鹿は山奥で焚き火して暮らせ!」とは、これも道理に適った主張ではある。
それで私・有門大輔の立場はと言うと、然る右派系のブログで「極右を標榜しながらエネルギー問題に関心がないのではないか」とまで揶揄されていたが、その通り、「なるようになるさ」的ないい加減な人間で何も考えていない(笑)。
と言うよりも、これは主権回復を目指す会や西村氏に近い考え方を持つわが『NPO外国人犯罪追放運動』の小野寺秀一理事長代行とも深く話し合ったことだが、脱原発にせよ、原発推進にせよ、双方が「突き抜けたところ」で意見を戦わせ、衝突して欲しい。どうせ対立的になるなら。
お互いに考え方や思想信条があってのこと。原発推進なら推進で構わないが、放射能を浴びてもどうということはないとか、人体にとっては浴びたほうが良いなどという戯言を言わないで、いっそリスクを認めた上で原発推進を主張すれば良いのではないか。
そしてリスクを認めるなら「リスクは高いが…」などと言葉を濁さないで、いっそ何人の日本人が犠牲になろうと、何人の子供が死のうと、たとえ福島県民を根絶やしにしようと日本の核武装や国家戦略にとって原発はなくてはならない、かつて世界中の非難を浴びながらも、数多くの被爆者を出しながら核実験を強行した中国やフランスを見習え−とまで言い切るべきだろう(ただし原発技術を核開発に転用は出来ないが)。
:写真
原発推進派は福島県民の前でも「てめぇらの生活なんざ知ったこっちゃねぇよ!
核武装のほうが何億万倍か重要なんだよ」と言うくらい突き抜けないといけない
安易なところで妥協しても仕方がないし、代替エネルギーをどうするといった低い次元で意見を衝突させても互いに生産的ではない。
要するに今現在、互いが意見を衝突させている次元(つまり原発推進にせよ脱原発にせよ、どちらも体制の中)をさらに突き抜けた「新次元」で闘争を繰り広げることが望ましい。
これこそは「逆もまた真なり」の発想で、一度は考え方の相違などから仲違いしたとしても、互いが突き抜けた新次元で意見を戦わせることによって、より高いレベルで再び手を携えるということもあるだろう。
「突き抜ける」「新次元」…。
これは既に左翼や在日朝鮮人の側こそ実践している。
例えば在日朝鮮人だが、この移民でもない在日朝鮮人は移民ヅラしているどころか、今や「日本人は日本列島から出て行け!」という罵声を浴びせるくらいに日本で我が物顔であり、自分たち朝鮮人こそ日本での主権者であるかのように勘違いしている。
東京・池袋におけるチャイナタウン反対運動でも似たようなことがあった。中国を故国・ルーツとする中国残留孤児3世の少年が反対運動を展開する我々に「お前ら日本の恥なんだよ!」という罵声を浴びせてきたのだ。
そうした在日外国人と仲良く共生しようというのが左翼。それどころか、今や官公庁や各自治体からしてこれらの主張に与している。
だから、これら在日外国人や左翼それに与する風潮を排斥しようとする排外主義者(愛国者)なら、排外主義をさらに超越して自分たち日本人の愛国者こそ差別・迫害・排斥された「新たな被差別階層」「愛国者同和」という次元まで突き抜けなければならない。
だから現代日本に生きる愛国者なら『部落解放同盟』などエセ弱者の同和団体・勢力こそ真っ先に潰せと主張しなければならない。このようなエセ弱者が本物の弱者のように振る舞っている限り、日本人愛国者こそ差別・迫害・排斥された存在である事実を知らしめるには至らないからだ。
部落解放同盟が推進する「人権侵害救済法案(旧称:人権擁護法案)」のみに反対とは、トンだ欺瞞である。本来的には保守だから、愛国者だからこそ悪法案を推進する部落解放同盟という本体から潰しにかからなければならない。
よく国会議員について話題に上るところだが、人権侵害救済法案に賛成か、反対かなど大した問題ではないし、低い次元の話である。
それよりも突き抜けた段階で、部落解放同盟など同和勢力を潰すか、生き残らせるのか、この新次元で物事が争われない限り、人権何たら法案のような日本解体法案はいつまで経っても頭をもたげてくるだろう。
2ちゃんねらーが延々と『2ちゃんねる』で実りのない議論(中傷・罵倒合戦)に花を咲かせて進歩せず、ネット社会の発展を妨げているのと同様である。
◇ ◇ ◇
小野寺秀一・NPO外追理事長代行の話
「拉致問題だって日本人なら突き抜けなきゃダメですよ。
一般的には拉致問題・拉致被害者と言えば、『誘拐同然で何十年も両親と引き離されて北朝鮮で暮らすことを強いられている可哀想な人たち…』としか思われていませんね。
ですが、特に日本人女性の拉致被害者なんて何度も何度もレイプされ陵辱され、性奴隷同然の扱いを受けていないわけがないんですよ。挙げ句、訳の分からない朝鮮人の男と無理やり結婚させられて…。
拉致被害者の両親だって自分たちの娘が拉致されて、すぐ日本海に投げ捨てられて死んでいたほうが気が楽だったでしょう。
日本人は拉致被害者を『還せ』なんかじゃダメなんですよ。『朝鮮人を殺せ!』『北朝鮮に侵攻して朝鮮人を皆殺しにしろ!』と言うべきなんですよ。
例えば東京都内の繁華街でも韓国から来た朝鮮人の女が売春やってます。あれは自らの意思でやってるから韓国はまだ何も言いませんが、仮にこれが日本が拉致して強制的に売春させているとなれば韓国は国を挙げて日本に攻め込んできますよ。
日本は実際にそれを、やられているわけじゃないですか!
国を挙げて朝鮮人を皆殺し…じゃなきゃダメなんですよ!」