社会

パン詰められ男児死亡、被告の母に懲役3年
(東京都)
 東京・町田市で4月、当時2歳の男児が喉にパンを詰まらせて死亡した事件で、重過失致死などの罪に問われていた母親・名取理枝被告に対し、東京地裁立川支部は12日、懲役3年の実刑判決を言い渡した。  名取被告は4月、町田市の自宅で、長男・流絃ちゃんの口にパンを連続して押し込んだ結果、流絃ちゃんを窒息・死亡させたなどとして、重過失致死や傷害などの罪に問われていた。名取被告は裁判で起訴内容を認め、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。  判決で、東京地裁立川支部は「口の中が小さかった流絃ちゃんにパンを連続して押し込んで窒息させ、過失の程度は相当に大きい」とした上で、「結果は重大で刑事責任は重い」と述べ、懲役3年の実刑判決を言い渡した。
[ 10/12 12:43 NEWS24]