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【芸能・社会】

北島三郎「紙舟忌」で“亡き親”しのぶ 星野哲郎さん1周忌法要

2011年10月13日 紙面から

故人への思いを語った(左から)水前寺清子、船村徹さん、北島三郎=東京・千代田区で(稲岡悟撮影)

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 昨年11月15日に心不全で亡くなった作詞家星野哲郎さん(享年85)の一周忌法要が12日、東京・千代田区のザ・キャピトル東急ホテルで営まれ、北島三郎(75)、五木ひろし(63)、水前寺清子(66)、小林幸子(57)らゆかりの歌手ら350人が参列した。

 北島らが発起人になった法要は、星野さんの事務所「紙の舟」にちなんで「紙舟忌(ししゅうき)」と命名された。祭壇は、色とりどりの花を使って、星野さんの故郷、山口県の海をイメージ。中央には79歳の時に仕事場で撮影された笑顔の遺影が飾られた。

 参列者全員の献花の後、北島は「北島三郎という歌手の父親は船村徹、母親は星野哲郎さんと思っています。その母親が旅だって1年、いまも自分を見守ってくれていると思う」などとあいさつした。

 生涯で残した作品は約4800曲。「三百六十五歩のマーチ」など100曲以上の星野作品を歌った水前寺は「歌のことではずっとケンカばかり、仲が良かったことはありませんでしたが、いい父親に出会え、幸せでした」と話した。また、くしくも星野さんの命日の11月15日に会社社長と入籍予定の小林は「先生は結婚のことも心配してくれていました。最初に報告したかった」と涙ぐんでいた。

 

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