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【芸能・社会】

大竹しのぶ「生きる力、与えたい」 きょう初日主演舞台「ピアフ」

2011年10月13日 紙面から

舞台衣装で作品をアピールする大竹しのぶ(中)と田代万里生(右)、碓井将大=東京・有楽町で(坂本亜由理撮影)

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 女優の大竹しのぶ(54)が12日、東京・有楽町のシアタークリエで、主演舞台「ピアフ」の初日を前に会見し「お客さんに生きる力を与えたい」と意気込みを語った。共演の俳優田代万里生(27)、碓井将大(19)らも出席した。

 大竹が演じるのはフランスが生んだ“シャンソンの女王”エディット・ピアフ。路上で歌っていた20歳前後のころから47歳で亡くなるまでの恋多き波瀾(はらん)万丈の人生を描く。

 大竹は「演じているうちにすごく強くなる。孤独だけれど歌っているときはすごく幸せ」とピアフの魅力を実感している様子。代表曲「愛の讃歌」については「力をもらえる。私自身も(大切な人を亡くした時に)そういう経験があった。悲しみの先の喜びに置き換えられるすごい歌」としみじみ語った。

 年下の共演陣たちに囲まれた大竹は「みんなすごい紳士で優しい」とニッコリ。最近、芸能界で相次いでいる“年の差婚”に話題が及ぶと「男の人はずるいなって思います。頑張ります」と本音も明かしていた。

 公演は同所で13日−11月6日。

 

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