多摩地区の焼却灰処理 大田区などに説明

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多摩地区の焼却灰処理 大田区などに説明

< 2011年10月13日 2:22 >
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 放射能を含む汚泥の焼却灰の処理をめぐり、東京都は、一定のレベル以下の汚泥を都内の施設で処理した上で埋めることを、施設がある大田区と江東区に説明した。

 多摩地区にある7つの下水処理場で処理された汚泥の焼却灰からは、最高で一キログラム当たり1万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。処理場には約3000トンの焼却灰が仮に置かれたままで、早ければ今月末には保管場所がなくなる状態だった。

 東京都は、この焼却灰を埋め立て処分するため、一キログラム当たり8000ベクレル以下の焼却灰をタンクローリーに入れて大田区にある南部汚泥処理プラントに運搬し、コンクリートと混ぜ合わせた上で中央防波堤の東京都廃棄物埋め立て処分場に受け入れると、大田区と江東区に説明した。

 江東区・山崎区長はこれまでに「東京全体として考えればやむを得ない」と話していたが、大田区は12日、放射線測定や区民の安全確保が確実にされることを求めた上で、緊急措置としてやむを得ないとの判断を示した。

 東京都は「関係者と調整の上、埋め立て処分を進めていきたい」としている。

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