福岡県久留米市の指定暴力団道仁会会長宅が手りゅう弾や拳銃で襲撃された事件で、福岡地検は11日、殺人未遂罪などで指定暴力団九州誠道会系元組員の巌野(げんの)平一容疑者(78)=佐賀県武雄市、銃刀法違反罪で起訴=を福岡地裁に追起訴した。
起訴状によると、巌野被告は8月26日未明、道仁会会長宅に侵入して同会系組員に見つかり、拳銃3発を発射、手りゅう弾を爆発させて組員を殺害しようとしたとされる。組員に銃弾は当たらなかったが、手りゅう弾の破片が刺さり、5週間の重傷を負った。
=2011/10/12付 西日本新聞朝刊=