|
|
 |
 |
富山市上袋に新しくラーメン店を
オープンする小路晃さん
|
|
あす１０月１１日、富山市上袋に新しくラーメン店がオープンします。
この店のオーナーはかつて全国のファンを熱狂させた魚津出身のプロ格闘家、地元富山で第２の人生を歩むことを決めたプロ格闘家の熱い思いをお伝えします。
オープンに向け慌しい店内、その中で目を引く大柄な男性・・。
魚津市出身の小路晃さん。
１１日富山市にオープンするラーメン店のオーナーです。
小路さん「東京ドームで試合をやるより緊張とドキドキ、不安と期待で・・半々です」
富山第一高校柔道部で活躍した小路さんはその後大学を経て格闘技の世界へ。
そんな小路さんに一躍注目が集まったのが総合格闘技「ＰＲＩＤＥ」のリングです。
平成９年、東京ドームで開催された第一回大会から数えて２３回の出場は日本人最多、「ミスターＰＲＩＤＥ」として今年春までリングに立ち続けてきました。
小路さん「リングの上で戦うのはお腹いっぱい戦ったので僕の第二の人生は恩返しの人生にしたいという気持ちが強くなったので僕の好きなラーメンをやりたい・・・」「富山の人に美味しいものを食べてもらいたい、そーゆー気持ちから富山県で決めました」
これまで全国各地を食べ歩いてきた数は３０００杯以上。
業界でも知られるラーメン通です。
第２の人生の戦いの場をリングではなくラーメン店の厨房を選びました。
１７２センチの小柄な体で強豪に挑み続けた熱いハートは今も健在です。
朝礼「富山の人を唸らせるぞ！富山で！北信越で！日本でアジアで一番！えびすこ！」
店の名前「えびすこ」です。
「えびすこ」とは相撲用語で、たくさん食べるという意味、富山の人にたくさん食べてほしい・・そんな思いがこめられています。
小路さんは今年春に現役を引退、その後、日本有数のラーメン激戦区と言われる東京・高田馬場で知り合いのラーメン店で働き、本場の味や接客の仕方など富山での開業に向けて修行を積んできたのです。
こだわりぬいた小路さんのラーメン、麺も自分で作りたいと、店の横に麺工場を建てました。
厳選された材料で使った自家製麺、そしてスープも全て富山県産の食材です。
イチオシのつけ麺は元・格闘家らしくパンチの効いた味に仕上がっているんだとか。
これまでとはまったく別世界での挑戦、慣れない作業との戦いです。
小路さん「色んな材料の発注、支払い、あとは券売機のデザインとかポップだとかまだ決まっていないので決めないといけないんです」
オープンに向け、試行錯誤の日々、作業は連日、夜遅くまで続きました。
開業にむけたラーメン修行の合間を縫って続けていることがあります。
全国の子供たちにレスリングの指導をしています。
この教室を開いているのは、「ＰＲＩＤＥ」時代に苦楽を共にした高田延彦さん。
高田延彦さん「くしくも私が東京ドームで９７年１０月１１日あの日に出ているわけですから。私、ヒクソン・グレイシー、彼、ヘンゾ・グレイシー、僕完敗・彼は引き分けているんです。ある意味力関係彼のほうが上なんですから、そうなんですか？いやそんなことない！一応先輩だから！」「同じ職業をやってきた人間として尊敬できるし、まあいずれにしてもエビスコの大成功だろうねこれにつきるよ」 高田さん「富山のみなさん小路晃のつけ麺やえびすこにみんなでガンガン食べにでてこいや！」
小路さん「ＰＩＤＥ１からずっと一緒に戦ってきた戦友というか師匠みたいな人ですから」「高田さんにもいつか来てもらえるくらい美味しい味にしあげようと思っています」
今月６日、オープンまであと５日、東京・高田馬場での修業先の師匠が「えびすこ」を訪ねてきました。
味に合格点をもらえるのか小辞さんに緊張が走ります。
渡辺樹庵氏「美味しい大丈夫」
小路さん「ありがとうございます」
小路晃の第２のリング、ラーメン店「えびすこ」はあす１０月１１日がオープンです。
この日は１５年前格闘技への夢を乗せ東京ドームで伝説のプライド１が行われた日です。
小路さん「１０月１１日というのは僕が世にでたＰＲＩＤＥという格闘技の大会と同じ日なんです。僕が産声をあげた日だと思うのでそれが僕の格闘人生の始まりみたいな日なので第２の人生も同じ１０月１１日にしようと」「僕の第２の人生は人と戦うのではなくラーメンと戦いうならせられるかお客さんとの戦いだと思っております」
小路さんはふるさと富山で挑戦を始めます。
つけめんえびすこ 富山市上袋
ＴＥＬ ０７６−４８２−５４０５
|