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事件
すき家の強盗被害9割! 警察庁、異例の防犯対策強化を要請
すき家が標的となる要因として、警察庁では、夜間の勤務体制が通常、アルバイト店員の1人勤務▽店内に多額の現金を保管▽レジが出入り口直近に1台のみの店舗が多い▽人通りの少ない郊外にも店舗を構えている-などを挙げている。
平成21年ごろから、すき家を狙った強盗が目立ち始め、ネット上で「狙いやすい」「もはやATM」などの記述を見て犯行に及んだ容疑者もいたという。
警察庁では昨年11月、ゼンショーに対して防犯体制の強化を指導。一部店舗で防犯カメラの設置といった改善がみられたものの、大半の店舗では夜間時間帯の単独勤務が引き続き行われるなど、抜本的に改善されないことから、改めて12日にゼンショーの担当者を呼び出し、(1)夜間の勤務体制の強化(2)現金の適正な管理(3)防犯設備の設置・活用-などを要請した。
ゼンショーの広報担当の話「店舗ごとに異なる事情に併せて必要な防犯対策を講じている。防犯対策の強化の一方で、強盗が重罪であるという意識付けを図ることも必要だと思う」
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