北方領土に対空ミサイル既配備 ロシア軍幹部が言及【モスクワ共同】インタファクス通信によると、匿名のロシア軍幹部は12日、北方領土を含む千島列島(クリール諸島)に、移動式の対空ミサイル発射装置「ブクM1」や、T80戦車大隊が既に配備されたと述べた。 同幹部は、千島列島での軍装備近代化は今後も続くとして、国後、択捉両島では必要な軍関係のインフラ建設が始まっていると述べた。 昨年11月に国後島を訪問したロシアのメドベージェフ大統領は今年2月、千島列島での軍備増強を指示。ロシア軍高官は現地駐留部隊の装備を近代化する方針を示していた。 【共同通信】
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